君に送ったサインはいくつもあった
君に振り向いてほしいと悲鳴をあげた
君に理解してほしいと哀願の目を向けた
だけど 君は気づいてはくれなかった
君と仲良くしてる夢を何回も見た
君と手を繋いで野原を駆け回った
黒い雲に覆われた空から急に雨が降り出した
ふたりは大きな木の下で寒さに震えながら雨宿りした
ふたりだけの秘密をたくさん持った
周りの誰も知らないことが快感だった
でも 君は私にウインクしながら他の人の処へ行ってしまった
私が君以外に心を許せる人がいないことを君は知っていたはずなのに
君に送ったサインはいくつもあった
君に振り向いてほしいと悲鳴をあげた
君に理解してほしいと哀願の目を向けた
だけど 君は気づいてはくれなかった
だから 私は君を殺した
君が永遠に私の元に居られるように
私は君の体を引き裂き
心臓を取り出した
心はね…脳じゃなくてここにあるんだ
私は君の心を食べたかったんだ
そして 私は君の心をゆっくり味わいながら食べた……
2014.08.11ブログ村トーナメント優勝作品
テーマ/怖い 参加人数23名