12月の日記 | カナダでジェット機のパイロットになる日本人女性のブログ

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30代、第2のキャリアとして子供の頃からの夢だった事業用パイロットになる事を決意。その日々を綴っていきます。2019年からパイロットとしてのファーストキャリア教官になりカナダ西部、2023年からエアラインパイロットになりカナダ東部を飛んでいます。

12月はモントリオールとご縁なく。。。


月初のペアリングではゲートからプッシュバック、エンジンスタートのチェックリスト中にde-icing pressureに不具合が見つかりゲートイン。


メカさんに来てもらって一通りチェック後、飛行機は一旦ハンガーに戻って要点検。


その間、クルーはゲートで待機、5時間粘ったものの残念ながらDuty timeの制限がきてしまい、解散に。


個人的にはもう少し粘って飛びたかったですがやむなし。


その後、リザーブのクルーが引き継ぎ、1時間後に無事飛び立って行きました。


そして昨日、今回は!!と思って家で支度をしていたらクルースケジューラーから電話が。


キャプテンが病欠、残念ながら代わりのキャプテンが見つからずフライトキャンセルとのこと。。。涙


モントリオール便、来月に期待します!!


その代わり、今月はリザーブの時に何度か呼んでもらえました。


本来ハリファックスベースのクルーが担当しているペアリング。


3日間のペアリングで、初日と2日目は夜遅くのフライト、最終日の3日目は朝イチのフライトで完了。


初日はハリファックスに他社便でデッドヘッドして、そこからセントジョーンズに飛んで完了。



セントジョーンズでは他のクルーと一緒に自宅から徒歩数分のダウンタウンにあるホテルに私も泊まらせてもらえて、翌朝用事をしに自宅に向かった道中は不思議と観光客になったような気分で街を眺めて、なんて可愛らしい街なんだ、なんて思ったりしてとても新鮮でした。



2日目は午後からの積雪の影響、グランドクルーの人手不足もあり、荷物・貨物の積み込みが完了せず、予定よりも2時間遅れでの出発。



2時間の遅れを1時間だけ巻き返して、最終地のグースベイへ到着したのは日付が変わってから。



3時間くらい寝て、翌朝朝イチでハリファックスへ飛びお仕事完了。


夜は夜の良さもありますが、やっぱり身体は正直でちょっと疲れましたが、朝イチ、飛び立って雲の上から見た朝日でバッチリ目が覚めました。


やっぱり太陽のパワー偉大ですね。









オフの方は、11月に入ってから、ジャンプシートという制度が利用できるようになり、格安で(空席があれば)飛行機に乗れるようになったので、小旅行を楽しめるようになりました。


初旅行は友人を訪ねてカナダの首都、オタワへ。


よく食べ、よく歩き・観光、よく笑い、、、大満足のことりっぷでした。







そして、先日はトロントへ。




主目的は旅行ではなく、トロントのUS領事館にC1/D Visa (Crew visa)の申請&インタビューに行ってきました。


このビザは業務でアメリカに出入りするために必要なビザで、今の会社では現時点では殆どアメリカに出入りするフライトはないのですが、これまでもごく稀にチャーター便があったようなのと、個人的には今後国境を越える便ができるのではないかと期待しているので、そのチャンスが来た時にビザがなくて飛べないことがないように、そして今後のためにも今のうちに取得しておきたいと思っていました。


インタビューは無事に終了して、申請を承認してもらえたので、パスポートにビザが付いて帰ってくるのを楽しみに待っています。


トロントでは、偶然のタイミングで友人にも会え、ずっと行ってみたかったナイアガラの滝に連れて行ってもらえました。


今は、冬の閑散期で観光客は少なく、「滝、見放題。」で最高でしたがなかなか寒かったです!







次回は暖かい気候の時にまた行きたいなと思っています。


12月後半、今のところはクリスマス、年末年始のハリファックスレイオーバー。


それ以外も呼んでもらえたらいいなー。飛びたい!!


虹虹虹