「誰かのケツを追っかける人生」

こんにちは！

今回部員ブログを担当させていただきます4回生の藁田康平です！

いつも一体どれくらいの人が部員ブログを読んでいるのだろうかとか

同期や後輩はもちろん、一個上や二個上、一回生の時に四回生やった先輩方が読んでくれていると嬉しいなと思いつつ

ちょっと恥ずかしい気持ちもありながら、書き始めました。

内容は、思いっきり、笑いをとりにいくことも考えましたが、普段からふざけたことをしているため、最後の部員ブログはまじめに書くことにしました。

本当のことを言うと、ゲロすべりするのが怖いため、まじめに書きます。

ということで、長くなりそうですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

まずは、部員が200人もいると、僕のことをよく知らない人や全く知らない人がいると思いますので、自己紹介から始めます。

経済学部の4回生で体育会サッカー部所属

ポジションはボランチで、徐々に湧き出るアイデアを活かし、イニエスタみたいなことをしてました。

特技は、スライディングで人工芝を刈り獲ることです。

そんな僕は、4回生の春学期で大学を休学し、タイへ行くため、8月で部活を引退させていただきました。

辞めたのではなく、少し早めに引退したということにしていただけると幸いです。

そして、この部員ブログが掲載される頃、おそらく僕はカンボジアにいると思います。

ふざけてません。

タイで何をしていたか、カンボジアで何をしているのかは、後で少し触れたいと思います。

さて、ここからは本題の部員ブログについてです。

恐縮ながら、今回は自分の人生について、少し書かさせていただきます。

僕は、小学1年生の頃に、兄の影響でサッカーを始め、小学校、中学校と兄が所属していたチームでプレーしていました。

そして、高校は、中学の先輩がキャプテンとして全国制覇を達成した星稜高校へ進学しました。

大学は家から通えるところを選び、高校の先輩や同期がいるサッカー部に入り、ゼミはサッカー部の先輩がいるところを選びました。

そうです、僕は常に

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を歩んできたんです。

もちろん、サッカーは好きでここまで続けてきたし、サッカーと出会わせてくれた兄にはとても感謝しています。

進路を選ぶ時も、最終的には自分の意思で選んできました。

でも、その先には常に兄や先輩の姿がありました。

進路を決めるたびにあったセレクションや面接は、ある程度は自分の力で乗り越えてきました。

それでも、あいつの弟やからとか、誰々の後輩やから、みたいなことが選考に左右するようなことは少なからずあったと思います。

このように、僕が歩んできた道は、僕が知っている誰かが経験し、舗装されている道であったのです。

険しさを感じることもありましたが、基本的にはめっちゃ歩きやすかったです。

こんな自分を強く意識し出したのは、就職活動をしている時に、自分の人生を振り返った時でした。

そして、今まで、自分の「道標」になってくれていた人達に感謝すると共もに、自分も誰かの「道標」になれるような人になりたいと感じるようになりました。

人生において、誰かのマネをすることはとても大事なことではあるとは思っています。

でも、全部が全部をマネするだけで生きていた場合、どこかで、誰も経験したことの無いような問題に直面した時に、困惑して何もできないという状況に陥ってしまう可能性があります。

そんな、自分の周りの人が誰も経験したことのないようなことを社会に出る前に少しでも経験したい、しておくべきだと思い、日本を飛び出し、タイでボランティア活動を行い、カンボジアでインターンをするという決断をしました。

自分の力で、ボランティア団体を探し、連絡し、ボランティア活動を行う。

こういった経験がいつか役に立つ日が来ると信じて、一連の流れを誰のアドバイスを受けることなくやりました。

自分でもかなり思い切ったことをしたと思います。

英語もタイ語も全然喋られへんのに、勢いだけで行きました。

田舎の村みたいなところに行ったので、もちろん、日本語を喋れる人は誰もいませんでした。

冷静に考えたら結構むちゃくちゃです。

基本的にチキりである僕にとって、まーまー高いハードルでした。

水しか出ないシャワー、手作りの小屋での寝泊まり、たくさんアリが入ってるご飯、家の床をウロウロする野生のサソリ、飼ってる鶏を襲いにくるキングコブラ

でも、挑戦することの怖さよりも、やりたいことをやらずに一生後悔することの方が自分にとってはとてつもなく怖かったのです。

「いつの時代も変わり者が世の中を変える」という織田信長の言葉があります。

エジソンやスティーブ・ジョブズのようにその時代では、誰もやったことのないような新しいことに挑戦し、変わり者とされていた人が時代を変えるのです。

自分も時代を変えるというような大きなことは言えませんが、時代を創っていく手助けくらいはできるような人間になりたいと思います。

ここまでめちゃくちゃな文章を長々と書いてきましたが、読んでいただいた人に何か伝わるものがあれば良いなと思います。

最後に、

「しょーみプロなりたかった」

大学までサッカーを続け、そこで辞める決断をした人は、同じこと思ってる人多いと思います。

僕自身、15年以上サッカーを続けて、プロにはなれなかった。

後悔は全くないと言えば、嘘になりますが、それなりに諦めはついています。

プロになるには、努力が足りへんかった。努力の仕方が間違っていた。気持ちが足りへんかった。

理由はいっぱいあります。

サッカーで経験し、学んだことを「人生の教科書」として、新しい人生でも頑張ります。

「小学生の俺よ、すまん」

それだけです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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『誰かのケツを追っかける人生』 4回生 藁田康平

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