あまり文章を書く気になれないほど、消耗していました。

色々な想いはだんだん昇華していくのかな??

この14日山本シュウのトークライブのロックントークの音楽は、

図らずも実は親父にささげるために作った例の弦楽五重奏の曲だった。
シュウさんと色々話している中で、今回のこのイベントのテーマが「ROOT」。俺の親父は俺のROOTだし、死んだら人間は土に返って行く。これもROOT。
世の中のあらゆる音楽のロジック。POPSであれ、Blackであれどんな音楽のロジックもクラシックなんだよ。
結局彼が全体で訴えたかったのは、犯罪でも、何かの犯人でも、戦争でも、教育の退廃でも、今の社会でも、その元になっているものが必ずあるわけで、それを見据えて行こうよ、でないと問題は解決しないんじゃない??みたいなことだったんだね。

ともかくタイミング的に俺が今回親父の葬式のために作った曲(クラシックみたいの)をまさに探していたということと、いままでこのイベントの音楽にずっとかかわってきた俺の、しかも特別な曲。
彼の中ではばっちりはまったわけね。

ところで彼は本番までその音楽と一緒にやるトークの内容を明かさない。いつもね。
つまりリハーサルではフェイクだけなわけだ。

そんで本番びっくりしたのは、その数日前、殆どの人に対して封印していた俺の赤裸々な想いや、行動を打ち明けていたりしたんだけど、そのまま本番で再現してね、びっくり!超リアル!俺とシュウさんはそういうことを話し合える仲なんだけど。。

でもね、それでよかったと思ってる。自分の想い、シュウさんがライブでお客さんに伝えたことで昇華されていった。極端に言えば、これは俺にとっての親父の葬式みたいな感じで、しかも作り物みたいな感じでなくお客さんにちゃんと伝わっていった。
とてもよかったと思ってます。来てくれた人、ありがとう!!

そして、シュウさんに言わせれば「えげつないくらいの」規模の本葬が次の日、15日に。シュウさんのライブ後、夜のうちにスペシャルなスタッフに車で東京から送ってもらって。(Thanxxx!!)

親父の作った会社の社葬ということでもあり、その他多くの公職についていた親父は1200人も集めてしまった。
前から思ってたのだけど、葬式なんか義理で来てくれる人などは呼ばなくとも、本当に親しい人だけでやる方がいいじゃんて思ってた。
けど、式の内容も形式ばった物にならず、やはりこれだけの人に送られる親父の存在は大きく、色んな人に慕われていたことがわかる。自分の親のことなんですけどね。
まあその親父に常々逆らい、東京に出て自分の道を行く事こそが正しいと過ごしてきた自分だったわけでね。親父ごめんな。

でも本当によかったことは例の曲、自分で指揮を振れて魂を込めることができたこと。
自分にはこんなことしかできないもんな。
こんなことしかできないんだよ。
音楽バカだから。

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