Dur mollのGENです。

今日は、、といっても日付が変わっちゃうか。

俺には1年に2つの誕生日がある。

このことは、ほぼ毎年、6月10日が来るとここに書く。

 

自分がこの世に生まれてきたときは、記憶なんて残ってないからわからないけど、この2つ目の誕生日は、もういい年をした大人になっているのだから、そしてもう一度人生を生き直すことができるという衝撃的な1日だったから鮮明に記憶にとどまっている。

 

なぜ、このことを毎年書くのかというと、当時よりは格段に情報が広まり、認知されうる「局所性ジストニア」(フォーカルジストニア、職業性ジストニアとも)で未だに大変悩み、苦しんでいる人がいるから。

 

この症状はどんな人にも起こりうるのだけど、とりわけ夢を追い続け、沢山の練習をしたり、特殊技能を身に着けるために頑張っている人ほど、襲われる確率が高くなる。そう、音楽、楽器を弾く仲間たちも。

 

2010年の6月10日朝から頭に金属のフレームを取り付け、手術室へ・・・・

まずこの写真を見てほしい。右手首に注目。

2005年10月30日

そして去年、2017年の画像。やはり右手首に注目。

さて、フォームが全然違うことがわかりますか?

バイオリンを弾く人なら良くお分かりかと思うけど、初めの2枚の画像の右手のボーイングのフォーム、ありえないですよね。

これは決してこのフォームで弾きたかったわけじゃなくて、このフォームでなくては弾くことができなかった。そしてこの2年後位にはこの妙なフォームで弾いていたために右手首親指側の内側に酷い痛みが走るようになり、ライブの度にステロイドの注射を打ってた。

 

もともとは高校3年の時に沢山ピアノを練習してた頃、いきなり右手が簡単な音階も弾けなくなり、こわばって当たり前にできるはずのことができなくなり、わけもわからず医者や整体にかかり。

これらのことが全く意味がなく、医学的にも世間的にもなんの認知もされていなかったので途方に暮れて。その後の長い月日を送ってきた、でもバイオリンだけは弾けていた。気持ち的には音楽しかやりたくない不器用な人間がしがみついてきたのに、もう2008年にはバイオリンを弾くのも限界だった。

 

そこで最後の悪あがきで定位脳手術に巡り合う、そしてそれを受けたのが2010年の6月10日。

今思えば、この日までは自分は生きながらにして死んでたように感じる。

 

この手術のことを発信するようになってから、悩んでる人との出会い、相談があった。

手術に踏み切れない理由は主に2つあって、手術自体が怖いということと、本当に改善するのか、また後遺症が怖いということが大半だと思う。

俺からは手術をしなさいとは言えないし、気持ちも分かる。

ただ自分の人生を振り返ると、もうこの手術にかけてみる以外になかったし、この話が少しでも皆さんの参考になれたらと心から思う。

 

CompassというDur mollのファーストアルバムの1曲目の曲をReborn Versionという新しいアレンジで、今のメンバーで初めてリリースしました。このRebornという意味、Dur mollも生まれ変わり、俺も局所性ジストニアから生まれ変わり、誰にでも挫折や躓きがあるけど、その気になれば何度でも生まれ変われるって気持ちが込められている。

作詞をしてくれた盟友、松本哲也も壮絶な人生を歩んできて、それを乗り越えての今のアーティスト、メッセンジャーとしての姿がある。

良かったら聴いてみてください。


530日配信リリース

Compass (Reborn Version)

YouTube トレーラーを聴いてみてください!

https://youtu.be/ahe6TbNvnmQ

よろしければ


iTunes

Dur mollCompass (Reborn Version) - Single

https://itunes.apple.com/jp/album/compass-reborn-version-single/1381286399


レコチョク

http://recochoku.jp/album/A2001246862/?affiliate=4299010894


オフィシャルサイト

http://durmoll.com

よろしくお願いします!


*ジストニアについての質問などあれば、メッセージください。

 

お久しぶりです。
Dur moll、GENです。
皆、元気ですか?

12月25日のイタリアン、ラビーでのクリスマスディナーショー、おかげ様で多くの方に来ていただきました。
本当にありがとうございました。
お客さんに来ていただける事自体が自分にとってはプレゼントなんだけど、今回はとても嬉しいサプライズのプレゼントがあって、、。

予約のお名前を聞いてる中で、心当たりのないお名前があって誰だろうとは思っていて、当日、俺のジストニアのための脳の手術をしてくださった平孝臣先生がにこにこしながら近くに来られた。
一瞬驚き過ぎてサングラスを外して見てしまったけど、本当に感極まってしまった。
演奏の後、お互いの近況、術後の経過などを会話して、最後は握手をして。

今俺がバイオリン、ピアノを演奏できるのは、間違いなく平先生のおかげ。2009年には楽器演奏は限界を越えてしまい、もう諦めるしかなかった。
それから2010年6月10日に手術して、まるで人生をやり直せるかのような気持ちになった。
平先生の事を命の恩人と言ってもけして大袈裟ではない。

生涯忘れることのできないクリスマスプレゼントになりました。
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