中米・バハマで開かれているフリーダイビングの世界選手権で現地時間の2日、
篠宮龍三さん(33)=埼玉県出身=が、水深107メートルの日本新記録を
樹立した。
この競技の第一人者のフランス人ダイバーで、映画「グラン・ブルー」のモデル
として知られるジャック・マイヨール(1927~2001)が到達した
105メートルを、日本人で初めて超えた。

このnewsから、映画"グラン・ブルー"を久しぶりに思い出してたんですが、
あの映画・・映像も内容も 美しい映画でした・・( ̄▽+ ̄*)

映画自体は、バージョン違いで、エンディングや音楽、英語版、フランス語版・・
とかいろいろあるみたいなんですが・・自分はどれを観たのか定かではありません・・
また、あらためて観たいなぁ・・と思うのですが・・
その映画のモデルとなった実在の天才ダイバー・・ジャック・マイヨール・・

海を愛する男として、そのLife styleも憧れの存在でしたが・・
2001年12月 74歳の時、イタリア・エルバ島の自宅の部屋で自殺・・
その現場には、テーブルの上に"グラン・ブルー"のビデオと、
直前に出演したテレビ朝日の"グレートマザー物語"のビデオが
置いてあったらしいです・・
なぜ、彼がそのような最後を選んだのか・・いろんな説があり、
その真相は定かではありませんが・・
2001年11月発行の雑誌「サライ」に、「サライインタビュー
海洋冒険家74歳・ジャック・マイヨール」というタイトルの記事の中で・・
老いについて・・"それは個人個人の問題だと思うよ。人によっては精神的、
肉体的に歳をとるのが早い人もいれば、そうじゃない人もいる。中には、
とくに努力をしなくても肉体的なフレッシュさを維持できる人だっている。
その辺は環境だけでは説明しきれるものじゃない。
遺伝子の問題かも知れないね。
僕自身は肉体の表層なんかじゃなくて、精神を大切にしたい。
賢さとか智慧というものをね。 "
このように答えていたジャック・マイヨールが・・なぜ・・
老いというものが、彼をそうさせた?・・
超人的な彼も、肉体的な衰えには勝てなかったのか・・
自分の存在する意義を持てなくなってしまったのか・・
人は、歳を取ると、思うようにいかないことも出てくる・・
生き方を変えていくことも必要だったりもするが、彼は自分の現実を
自分として認めたくなかったのか・・
やりたいことが出来ない自分はもはや生きる意味がないと思ったのか・・
若い時、命をかけて達成した記録・・
最後は、自らその命の火を消してしまうなんて・・
LEGEND DIVER Jacques Mayol
ジャック・マイヨール・・伝説のダイバー・・
綺麗な思い出のままで、記憶に残しておきたい・・


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