またも TV・・今夜は、BS-TBS・・「SONG TO SOUL~永遠の一曲~」
(pm11:00~11:54)
"LOVING YOU" ミニー・リパートン♪
~唯一無二のラブソング♪ (再放送)
・・を、鑑賞しました


誰もが知ってるであろう・・聴いたことがあるであろう・・
いろんなartistによってcoverされ続けている 名曲中の名曲・・"Loving You"
1974年にリリースされたalbum『Perfect Angel』からのsingle♪

その曲にまつわるstoryを、"Loving You"の作者で ミニーの夫でもある
リチャード・ルドルフが素敵な思い出とともに語ってくれてました・・
劇場マネージャーだったリチャードは、ステージで歌っていたミニーと出会い、二人はお互い 運命の人と感じ、すぐに結婚・・
黒人と白人の結婚で、世間からは偏見の目で見られても、二人の愛は強く 深いものでした・・
そんな二人に子供が出来、愛情いっぱいの家庭の中で、この曲は生まれることになるんですが、もともと、リチャードが 長い時間をかけて曲を作ってる途中、家でギターを弾いてると、それに合わせて、ミニーがキッチンで料理をしながら鼻歌で"ラララララ~・・・"♪と、歌ったことで、曲の完成へと向かったそうです・・
愛にあふれた 二人の生活から生まれた やさしいメロディ・・その歌は、忙しいミニーが家にいない時も、子守歌代わりに テープに録音して 子供に聞かせると、お母さんがそばにいると思って安心して寝ついた という・・そんな暖かいエピソードも・・
そして、この曲を、本格的にレコーディングすることになり、albumのプロデュースをしたのが、スティビー・ワンダー・・しかし、当時、レコード会社が違ったため、それは、形式上、不可能でした・・
でも、スティービー・ワンダーは 彼女の声に惚れ込んでいて、夫リチャードも是非 今度のalbumでスティービー・ワンダーにお願いしたい という強い思いから 最終的に 名前を変えてプロデュースしたのでした・・
で、この"Loving You"♪ レコーディング段階で、アレンジが3パターンありました・・
が、どれも しっくりいかず、原点に戻って、子供のために録ったテープを聴きなおしたスティービー・ワンダーが、このシンプルさ がいい というのと、そこからのインスピレーションで 鳥のさえずりを入れることのアイデアを組み合わせ、この名曲が世に出ることとなったんだそうです・・

そして、大ヒット・・ビルボード1位・・世界的にも有名になり、成功を手に入れたのも束の間・・
・・それから数年後、1972年7月12日・・彼女は 天に召されました・・
"Loving You"♪
彼女は、自分が 病に侵され、死を悟ってからも、
"自分は運がいい・・音楽と人生を楽しんでいる・・
こんな仕事 音楽 歌うことが出来て 運がいい・・"
と、語っていたそうです・・
"Loving You"・・この歌は、今も生きている・・今なお輝き続けている・・
・・愛は 永遠に 生きている・・ (Stevie Wonder)