非常に疑問を感じることがあります。
3月11日に地震が起きた後、各社節電という名目で、
日中のダイヤを削減していました。
りんかい線も例に漏れず、ダイヤが少なくなっていたのですが、
時刻表を確認すると、明らかに少な過ぎるのです。

自分が使用していたのは、品川シーサイド駅で、
楽天本社などがある場所ですが、次の電車まで、
20分ぐらい待つことがあるのです。
これが八高線だったり、武蔵五日市線だったり、
都心の電車でなく、もとから本数が少ないとわかっていれば、
あらかじめ時刻表を調べますし、待ち時間の使い方も考えます。
しかし、都心を走る電車で20分待ちというのは、
明らかに長すぎますし、目安として10分が最大ではないでしょうか。
品川シーサイド駅のひどいところは、
そういう長時間、ホームで待つことを想定していないからか、
ホームが狭いからか分かりませんが、ベンチが一つもなく、
20分間、地下の薄暗いホームで立ったまま、待ち続けなければなりません。
品川シーサイドから大崎の場合、距離も短く、2駅ですが、
料金的にも割高です。
節電という名目でダイヤの本数を減らしていますが、
結局、停電になるほど危機的な電力不足になることは、
夏はなかったですし、りんかい線の本数が増えたところで、
全体の電力からすれば、ほとんど変わらないはずです。
自分が疑問に感じたのは、ダイヤの本数が減っても、
運賃は変わらないわけですし、利用者の立場からすれば、
サービスが低下しているわけです。
加えて、りんかい線の運営会社からすれば、
乗客数が減ったということもないでしょうから、
売上は同じまま、本数を減らすことにより、コスト削減しているはずです。
そうやっていろいろ思索を巡らしている間に、
ある種の怒りすら覚えました。
りんかい線のダイヤ削減には、疑問がいまだに晴れずにいるのでした。。