ヘッドホン難聴 | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

ヘッドホン難聴というのをご存知でしょうか。

文字通り、ヘッドホンから起こる難聴です。

うすうす予期はしていたのですが、自分はまさにこの状態でした。

ただ、自分の場合はヘッドホンではなく、イヤホンなので、
イヤホン難聴。

ヘッドホンもイヤホンも基本的には変わりません。

ヘッドホンの方が音量が出ますが、自分のイヤホンは、
イヤホンにしては音量が出るようなタイプのもので、
かなりの音量がでます。

初期症状としては、家について、イヤホンをはずして、
しばらくたっても、耳鳴りがやまないこと。

また、スキューバで潜った後のような耳への圧迫感も
あったりします。

ヘッドホン難聴を含め、総称して、騒音性難聴 といいますが、
気をつけねばならないのは、内耳の細胞は一度破壊されると再生しない
という不可逆的であるということ。

しかし、大音量でのライフスタイルに慣れると、
電車に乗っていても、まったくアナウンスが聞こえないため、
集中力はかなり高まります。

耳というのは基本的に開けっぱなしな訳で、
何か集中していると、音が気にならなくなるというのはあると思いますが、
人の話し声で気が散ったりするように、大音量で聴くメリットも
捨てがたいものがあります。

現在は、イヤホン+防音イヤーマフ を使用し、
いくらか音量は下げるようにしました。

視力であれば、眼鏡やコンタクト、レーシックもありますが、
聴覚となると、なかなか難しいようで、若いのに補聴器も当然嫌ですし、
好きなクラシックやJAZZを堪能できず、会話が不自由になるのも、
大いに考えものです。

音というのは相対的で、ベッドのような静かな場所であれば、
小さい音量でも十分なわけで、電車のように騒音が大きいと、
それに見合った音量で聴くことになるわけです。

現在使用している防音イヤーマフは、NRR値が30と、
最高性能ですが、それでも限界はあります。

いかに耳をいたわりながら、音楽、パンクを堪能するかというのは、
なかなかの難題ですが、工夫しながら解決策を見出したいと思います。

みなさんも、ヘッドホン難聴にお気をつけください。。