免税の方法(フランス編) | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

皆さんが海外に行かれる目的の一つは観光ですが、
もう一つはショッピングですよね。

今回はフランスにおける免税方法について紹介します。

旅行で行く場合は、当然フランスに一時的に滞在しているのであって、
居住しているわけではないので、免税の権利があります。

買って自動的に免税になるわけでなく、
きちんと購入時および購入後、手続きをしなければなりません。

結論的にいうと、割引というよりも税込価格で購入し、
税金分はキャッシュバックされる仕組みです。

今回、滞在時にいろいろ購入するものがあったので、
免税手続きをしたのですが、正直けっこう面倒です。

フランス語がわかる自分でさえ、そうなので、
フランス語がわからならければ、余計に難しいかもしれません。

まず、商品購入時の会計でデタックス(免税)は、
可能かどうか店員に尋ねます。

正確ではありませんが、デタックスの対象になるのは、
100ユーロ以上とか一定額以上という決まりがあったと思います。

デタックス希望の旨、伝えるとパスポートを求められ、
渡すと用紙に記入してくれます。

レジでその手続きをするところもあれば、
ショッピングセンターの別のカウンターでという場合もあります。

税込価格で支払いを済ませ、パスポートとともに、
そのデタックスの用紙を渡されます。

第一ステップはそれで完了です。

第二ステップは、空港です。

パリの場合はシャルルドゴール空港がメインですが、
そこにDETAXの税関カウンターがあるので、そこで、
帰りの便の航空券とパスポート、デタックスの書類の3点を
提示すると書類に税関のスタンプを押してもらえます。

(画像)

場合によっては購入した商品の提示を求められることも
あるそうですが、大抵は書類だけで大丈夫なようです。

それで第二ステップ完了。

あとは空港内にある両替所(TRAVELEX)で、
書類を渡せば、税金分、ユーロで受渡してもらえますが、
窓口によってユーロでの受渡しをしておらず、
円かドルだけの場合もあるので、注意が必要です。

これですべて完了です。

税金の率だと購入額の10%ぐらいに相当するので、
5万円の商品であれば、5千円戻ってくることになり、
デタックスできるのであれば、絶対にした方が得です。

免税(デタックス)に関しては、
こちらに詳しく説明されているのでご参照ください。

免税の方法について(英語)
http://www.global-blue.com/traveller-services/tax-free-shopping/tax-free-shopping/

以上、フランスの免税に関する話でした。。