最近あまりメディアで取り上げられることがなくなりましたが、
アメリカで最も有名なスポーツ選手の一人と言えます。
彼はロードレース(自転車)の選手で、
史上初となるツールドフランス7連覇を達成し、
一度は引退したものの、再度現役選手として復帰し、
今年の2月末に再度引退(永久引退?)を表明しました。
彼はもともと自分と同じトライアスロンの選手で、
それから自転車の能力を見込まれ、ロードバイクのプロの道を
歩み始めましたが、あまりにも彼が強過ぎたため、
あらゆるメディア(特にヨーロッパ)が彼をバッシングし、
なんとかして王座から引きづり降ろそうと必死でした。
自転車の世界はドーピングで出場停止になる選手が非常に多く、
昔からずっと問題視されていますが、
ランス・アームストロングに関しても、
とにかくドーピング検索で陽性が出るよう過剰に彼だけ検査が多かったりしまし
た。
実際にそういうネタで本を書いた人もおり、
裁判に発展しています。
初回の引退に関しては、彼の能力からすれば、
8連覇も余裕だったと思いますが、あまりにもプレッシャーが強かったため、
これ以上やる必要はないと感じ引退したのだと思います。
ただ、一度引退した後、世間的に著名人なので
彼が設立したガン基金などを中心にいろんな活動をしていましたが、
突然、復帰宣言をし、チームに加わりました。
復帰後は、以前のようなオーラはなく、
比較的気軽に、エンジョイしながらという感じで、
優勝を狙うとかそういうのでもありませんでした。
いろいろチーム変遷しているうちに、
先日永久引退を表明したわけです。
彼自身、「ただマイヨジョーヌのためでなく」という自伝、
原題は「Not for a Bike」ですが、そこにも記載されているように、
プロに転向して以降、ガンになり、選手生命が絶たれそうになりながら、
闘病生活を乗り越え、見事な復帰を果たし、7連覇という快挙を
成し遂げました。
彼が今後、どういう生活をするのかは分かりませんが、
おそらくトライアスロンの大会には参加するのではないかと思っています。
自分の夢は、彼と一緒にトライアスロンの大会に参加することです。
彼はスイムに関してもオリンピックレベルなので、
唯一苦手をするランで彼を追い越せたら最高です。
最近はロードバイクでも日本人の活躍が見えるようになってきたので、
ツールドフランスは7月ですが、興味があれば、
ぜひランス・アームストロングのことも調べてみてはいかがでしょうか。。
ただマイヨ・ジョーヌのためでなく (講談社文庫)/ランス・アームストロング

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