鳩山さん、辞任しちゃいましたね~。
個人的には、小沢一郎の動向の方が注目しています。
鳩山さんはご隠居して、静かな余生を楽しむのでしょうが、
小沢一郎は田中角栄と似ていて、生涯政治家の血が流れています。
さて、先日発売された
上杉隆『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』
上杉隆は著名なジャーナリストで、特に長年にわたり、
日本の記者クラブ問題を言及しています。
ちなみに、この記者クラブという制度、
この本によると記者クラブが存在する国は、
日本、ジンバブエ、ガボンのたった3ヶ国しかないんです。
この記者クラブ問題を始めると長くなりますが、
日本の大手新聞社は、枠があるのでいいのですが、
フリージャーナリストであったり、海外のロイター通信などは、
認められていません。
最近、政治家でもツイッターを始める人が増えてきて、
鳩山さんも日本最大の67万人のフォロワーを誇っています。
辞任後、どんな迷ツイートを放つかと期待していましたが、
--------------------------------
本日、総理の職を辞する意思を表明しました。
国民の皆さんの声がまっすぐ届く、クリーンな民主党に戻したいためです。
これからは総理の立場を離れ、人間としてつぶやきたいと思っています。
引き続きお付き合い下さい。
(6:53 PM Jun 2nd Keitai Webから )
--------------------------------
どうぞ、ごゆっくりしてください。。
さて、昨今のIT革命により情報スピードはもとより、
発信元、情報量も急激に変化しています。
昔であれば、メディアといえば、マスメディアしかなく、
テレビ、新聞、ラジオがメインで、告示日から掲示されて、
その顔を見ながら、決めていたわけです。
また、支持者を増やす手段として、
各政党、新聞を発刊してますが、
まだ支持していない人が2、3千円購読料を払って、
読んでみても、到底興味ある内容とは思えません。
また、政治家によってはメルマガを配信したりもしてますが、
メルマガというのは、配信頻度が少なく、
ある程度完成した文章で、政治家の日々の言動、
スケジュールを知るには不十分。
そこでツイッターなわけですが、
ツイッターでフォローするのは、いとも簡単です。
フローにすると、
マスメディア --> メルマガ --> ツイッター
選挙の度に、若年層における投票率の低下が議論されていますが、
自分からすると個々の政治家が情報発信していないので、
何をしているのか、わからんというのが正直なところです。
選挙期間においては、ツイッター禁止という風になりましたが、
そもそも選挙期間という枠組みが、本当に意味あるものが疑問です。
いまは、意識の高い政治家がツイッターをやっていますが、
政治(家)の関心を高め、透明化を高めるためにも、
政治家は全員がツイッターアカウントを所有し、
ツイートする義務があると思うのです。
フォロワーにも3種類のひとがいて、
「当人のファンの人」「中間の人」「当人を監視するためにいる人」。
今後は、各政党のトップページにツイッターアカウントリストを掲載し、
衆参議員のみならず、県議、区議、市議レベルでも積極的に、
ツイートしていくべきでしょう。
政治家のアカウントをリスト化して、Tweetdeckで管理すれば、
自然と政治に興味をもっていくと思います。
政治家は税金から給与が支払われ、
公務として各地に赴いているわけですから、
好き嫌いを問わず、国民に対して周知する義務、
つまりツイートする義務が生じてしかるべきです。
鳩山辞任をふまえて、ツイッターで日本の政治が
改善されることを祈りつつ・・・
- なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか(晋遊舎新書007) (晋遊舎新書 7)/上杉 隆
- ¥945
- Amazon.co.jp