こんな名言を放ちました。
「宝探しで必要なのは、地図とコンパス」
孫さんは、この理念のもと莫大なお金を投資して、
展示会で勝負をかけ、見事に成功におさめました。
そもそも宝探しをしたことがないので、
この言葉、正直ピンときませんでしたが、
ある時、気づかされました。
GW中、ラフォルジュルネ(音楽祭)に参加するため、
丸の内エリアをうろうろしていたのですが、
あの周辺は碁盤目状になっており、建物も似ているため、
自分の居場所がわからなくなってしまうのです。
そして地図があっても、建物の区別がつかないのです。
よくありがちなのが、焦って進んでみたら、
違う方向であったというパターン。
iPhoneには、実はコンパス機能がついています。
おそらく使っている人は少ないと思いますが、
これ、使ってみるとかなり有用。

緯度・経度は知る必要はありませんが、
かなり正確に方位が表示されます。
iPhoneでのコンパスなら違和感ないですが、
小学校で使っていたようなコンパスを
街中で使っていたら、地形計測かなんかのマニアです。
地図があれば少なくともどの方角にいくべきかは
わかるわけで、コンパスがあれば、
目視で建物を誤ることもなく、目的地に近づけます。
これは何にでもいえることで、
人生にしても、仕事、事業にしても、
自分がどの方向に行き、目的地がどこで、
どの経路をたどるのか。
また、明確な地図は描けなくても、
少なくともどの方角に行くのか
知るためには、コンパスが不可欠。
コンパスと地図があると、
自分を大局、俯瞰することができるのです。
こうして自分も、コンパスで新たなヒントを得ることが
できたのでした。。