地図とコンパス  | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

ソフトバンク孫社長が講演で、
こんな名言を放ちました。
 
「宝探しで必要なのは、地図とコンパス」
 
孫さんは、この理念のもと莫大なお金を投資して、
展示会で勝負をかけ、見事に成功におさめました。
 
そもそも宝探しをしたことがないので、
この言葉、正直ピンときませんでしたが、
ある時、気づかされました。
 
GW中、ラフォルジュルネ(音楽祭)に参加するため、
丸の内エリアをうろうろしていたのですが、
あの周辺は碁盤目状になっており、建物も似ているため、
自分の居場所がわからなくなってしまうのです。
 
そして地図があっても、建物の区別がつかないのです。
 
よくありがちなのが、焦って進んでみたら、
違う方向であったというパターン。
 
iPhoneには、実はコンパス機能がついています。 
  
おそらく使っている人は少ないと思いますが、
これ、使ってみるとかなり有用。
 

道玄坂で働くベンチャー課長

 
緯度・経度は知る必要はありませんが、
かなり正確に方位が表示されます。
  
iPhoneでのコンパスなら違和感ないですが、
小学校で使っていたようなコンパスを
街中で使っていたら、地形計測かなんかのマニアです。
  
地図があれば少なくともどの方角にいくべきかは
わかるわけで、コンパスがあれば、
目視で建物を誤ることもなく、目的地に近づけます。
 
これは何にでもいえることで、
人生にしても、仕事、事業にしても、
自分がどの方向に行き、目的地がどこで、
どの経路をたどるのか。
 
また、明確な地図は描けなくても、
少なくともどの方角に行くのか
知るためには、コンパスが不可欠。
 
コンパスと地図があると、
自分を大局、俯瞰することができるのです。
 
こうして自分も、コンパスで新たなヒントを得ることが
できたのでした。。