究極・アイアンマン(鉄人)レース | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

自分は、プロフィールにも
書いてあるとおり、
トライアスロンのアイアンマンレースを
完走しています。
 
アイアンマンレース、通称、鉄人レース。

水泳:3.8KM
自転車:180.2KM
ランニング:42.195KM
 
合計すると、東京から浜松まで、
行けちゃうみたいです。
 
自分が参加したのは、
2003年のアイアンマン・ジャパンで、
長崎の五島(福江島)で開催されました。
 
このレースに参加したのも、
明確な動機があり、当時、
留学を視野にいれていたのですが、
ぎりぎりのところでその試験に
落ちてしまい、その腹いせに、
何か大きなことを成し遂げたいと思ったのです。
  
レース期間中は、選手向けに開放してくれていた
ユースホステルに滞在しましたが、
オーナーが非常によく、世話をしてくれて、
大変助かりました。
 
朝7時にスタートし、
13時間半かけて、見事完走。 
完走時は、夜8時半で、すっかり夜でした。
 
タイムは、スイムが、1時間15分 429位、
バイクが、6時間32分 342位
ランが、5時間36分 760位
合計 13時間24分で、総合560位でした。
 
これだけのレースですから、
さぞかしつらいと思うでしょうが、
自分に関しては、アドレナリン出まくりで、
「完走したら、英雄になれる!」という
妄想にとりつかれていたため、
13時間半という時間こそは、かかりましたが、
さほど苦痛ではありませんでした。
 
実際、大変だったのは、レース翌日で、
2階で寝泊まりしていたのですが、
朝起きて、食事のために1階に降りようにも、
全身、すさまじい筋肉痛で、
階段がまったく降りれないのです。
 
5分ぐらい何とか降りようと、
試みましたが、どうにもダメで、
最終的には、カメレオンみたく、
階段を後ろ向きで、這っておりました。
 
他人から見たら、さぞかし奇妙でしょうか、
それほど筋肉痛という言葉が、
マッチしないほどの痛みでした。
 
ただ、完走した時の達成感たるや、
あしたのジョーが、
リングの上で完全燃焼したような状態。
  
この強烈な体験から、
その後、何でもやればできるという
絶対的な自信を得ることができました。
 
将来的には、世界選手権である
アイアンマン・ハワイに出場したいと
思っていますが、その年齢ごとの
壁は厚く、関門高しです。 
 
トライアスロンの「tri」は、3の意味ですが、
Mを3乗したくらい、Mな競技です。。


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