一応、自分は速読ができます。
これは、先天的なものでなく、
教室に通って習得したものです。
自分の通っていたところは、
NBS日本速読教育連盟
というところです。
勝間和代、本田直之の影響で、
ある種、速読ブームであった時期もあり、
非常に多くの速読教室が存在します。
自分は、フォトリーディングは、
やったことありませんし、
それぞれ自分に適したものを選択されるが、
よろしいかと思います。
自分が思うに、速読によって、
劇的に人生が変わるということは、
ないと思います。
しかしながら、自分の中で何かが変わることは、
確かであると思います。
速読を習得することは、
時間の節約になりますし、
本を読む量も圧倒的に多くなります。
また、読書の範囲も広がりますし、
それに応じて、自分の興味の範囲も拡大されます。
好奇心を増大させることが速読の目的ではありませんが、
自分が、アクティブにいろんなことをやっているのも、
その土台となっているのは、速読によるものかもしれません。
かのナポレオンも、非常な読書家であり、速読で、
本を読むことが、前進のエネルギーであるとも
語っています。
確かに、本を読むことによって、
頭がフル回転するため、
自然と行動的になります。
また、「読む」という行為自体が、
テレビを観ているのと違い、能動的であるため、
それが反映されているのかも知れません。
速読自体は、それぞれ各人、
昔から存在したと思いますが、
勝間氏が述べているように、
技術的に体系化され、確立されたのは、
わりと最近のことであると思います。
本を読む人と読まない人との違いは、
読まない人は、情報源が限られているのに対し、
本を読む人は、いくつもの文献に当たり、
それをもとに、意見や論理、
提案をできる点であると思います。
つまり、より複眼的に、物事をとらえ、
判断できるようになるということなのです。