先週の土曜日、知り合いのシンガーソングライターのライブに行ってきた。
彼女の名前は「mika」さん。以前「福田美香」という名前でこのブログでも紹介したピアノ弾き語りのシンガーだ。
今回はmikaさん以外に4組のアーティストが出演した。
ライブに来るといつも思うのだが、自分の想いを歌詞にして、曲をつけ、自分で演奏し、歌まで歌ってしまうという人たちのエネルギーはものすごい。
今回もやっぱり感動した。中でも、mikaさんの定番の曲には、今回も参った。
タイトルを「Home」という。
この曲を聴くと、私はいつも目頭が熱くなる。
油断すると、涙がちょちょぎれそうになる。
ってmikaさんにライブの後で言ったら、「涙出してくださいよ~! 泣いて欲しいんです!」という返答が(笑)。
皆さんも、もし興味があれば、是非一度、mikaさんのライブに行ってみて下さい(本当におすすめ!)
さて、「home」というのは「家」という日本語に訳されることが多いが、同じように「家」と訳される「house」とはどのように違うかご存じだろうか。
「house」は、「建物」としての「家」であり、人が住んでいてもいなくても「house」は「house」である。
一方、「home」というのは「建物」を指すのではなく、「人の住んでいる空間」「生活の場」である。
さらに広く捉えると、「home」というのは「帰るべき所」という意味だ。
「ホームレス」とは言うが「ハウスレス」とは言わないのは、「ホーム」が「帰るべき所」という意味を含んでいるからだろう。
彼らには「帰るべき所」がない、ということになる。(もちろん、「この公園が俺のホームだ!」という明るく前向きなホームレスもいるかもしれないが。。。)
アメリカの高校では、1人の学生がシーズン毎に異なるスポーツクラブに所属することができる。
夏にはアメリカンフットボール、秋にはバスケットボール、冬は筋トレで、春にはベースボール、という具合だ。
例えばアメフトのチームが、シーズン中に他校と試合をする際、自分の学校で行う試合は「home」と言い、相手チームの学校で行う試合は「away」と呼ばれる。
そしてシーズンが終わり、アメフトのチームが他校との全ての試合を消化して、自分の学校(つまり「home」)に戻ってくる時、学校全体の行事として「ホームカミング」というパーティーが開催される。
ホームカミングには、男女のカップルでしか参加できないため、男子生徒が女子生徒を誘わなくてはならない。
留学中、とてもシャイだった私には女の子を誘う勇気などなかったが、ホームカミング前の1~2週間、学校中が異様な興奮に包まれていたのをよく覚えている。
そして、ホームカミングでは、やはりアメフト選手が人気なのだが、参加したカップルの中から「ベストカップル」を投票で選出する。選ばれたカップルは「キング」と「クイーン」と呼ばれ、みんなから祝福を受けるのだ。
こういったホームカミングパーティーが、アメフトのシーズン終了時と、バスケのシーズン終了時の2回ある。
もちろん、私はどちらにも不参加だったけど・・・。
とまあ、話はそれたが、ホームカミングの「ホーム」というのは、「帰るべき場所」という意味なのだ。
「自分の学校」を指して「home」というように、「home」は、必ずしも「家」とは限らない。
町全体を指して「hometown」という場合がある。これも「帰るべき町」という意味だ。
あるいは「home country」で「帰るべき国」という意味にもなる。
mikaさんが歌う「Home」を聴くと、「帰るべき所がある幸せ」を再認識させてくれるのだ。
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