読んで下さってありがとうございます。

新しい年が明けて早くも2週間近く経ちました。今ドイツの街角ではこんな光景が。
クリスマス期間中に家庭で飾られたもみの木が捨てられています。各区域ごとに収集される日が決まっているんです。

これを見ると「ああ、クリスマス休暇もついに終わっちゃったなあ」っていう気持ちと同時に「新しい年も頑張ろう!」という決意が、わいてきます。クリスマス、新年と続いたお休み気分にカツを入れてくれる光景です。



さて、年明け初めの仕事はここ、Kempen という小さな街でのサロンコンサート。まだクリスマスのイルミネーションの残ったかわいらしい小さな街。

イルミネーションが夕日に映えて。



この地区のロータリークラブの新年会に招待されて演奏してきました。
40人くらいの小さなサロンコンサートでしたが、実はこのくらいの距離感と大きさが一番好きです。自分のありのままでそのまま受け入れてもらえる気がします。大きなホールのコンサートもやりがいがあるけれど、どうしても大声を張り上げて演技している感じがしちゃうんです。

個人のお宅でしたが、まるでお城のようなお屋敷。壁にはアートが飾られて、流石ロータリークラブの会長さん。

「2024年の力をもらったよ~」と演奏も喜んで頂けて、こうして知らない街で、知らない方々と出会う事ができるのも音楽家の幸せなところですね。

日本も大変だし、世界も大変。イロイロあるけれど、私は自分に出来ることを地道にしてゆこう、そんな事を思わされた1日でした。