木曜日のお昼頃、突然携帯にかかってきた一本の電話。出てみると、いつもオーケストラ関係の仕事をいただくマネージメントの方。

「日曜日本番のコンサート、首席チェリストが病気になった。あなた、代わりに弾いてくれない?」と。「日曜日なら空いてるよ」って言うと

「練習は今日の夜Langenfeld 、金曜日もLangenfeld 、土曜日はデュッセルドルフ、本番もデュッセルドルフ• • •」

ちょっと待ってびっくり

今日の夜って?

えっ今日の夜?アセアセ

しかもLangenfeld??ガーン

車で45分はかかる。しかも私、車のらないしアセアセ!!

この時私、音楽学校にレッスンのため移動中。音楽学校の子供のレッスンには私、子供用の4分の3のチェロ持っていくんです。(小さい子供も教えているので、流石に危なくて自分のチェロは使えません笑い泣き

練習時間に間に合うためには最後の生徒はキャンセルだけど、4分の3のチェロでリストやモーツァルトガーン??


ムリムリ!!

って訳で一日遅れで練習に合流。
奇跡のように、タイミング良く新しいメガネも出来上がり、良く見える状態になりました。もし古いメガネしかなかったら、0.1と0.4の視力で初見の楽譜は辛いところでした。



コンサート会場はデュッセルドルフ市内のこの教会。秋の音楽祭の一環です。リストの「ダンテ交響曲」を弾くのは初めて。モーツァルトの「ダヴィデの悔悛」も初めて。


何せ練習時間がほとんどなかったので、集中力全開で乗り切りました。


今日からは、来週の水曜日の現代曲コンサートに向けての合わせが始まります。
気合い新たにガンバります。ウインク