近所に住む日本人の知人が、トラムから降りる時に段差に躓き、左腕を複雑骨折してしまいました病院。先週木曜日に緊急搬送されそのまま即手術。昨日退院。入院中はコロナ禍のため、面会制限が厳しく、お見舞いできなかったので今日は朝からお弁当お弁当を作って届けます。


ご主人と息子さんはいますが、ご飯作るのも大変だろうと思うんです。彼女とご主人には学生時代からとってもお世話になりました。私たちの結婚式の証人でもあり、ドイツのお母さん代わりと言ってもいい存在です。


高熱で突然入院した時も、わざわざパジャマや歯ブラシを買って届けてくれたり、乳癌で手術した時も、絶対に大丈夫だよと励ましてくれ、いち早くプリンを届けてくれました。サッと気負わずに他人のために動く人。

こんな時くらい恩返ししなくてはニコニコ




菜飯のおにぎりを握っていると、日本の母を思い出します。母が大好きだった水菜の菜飯。食べさせてあげたい、と切実に思いました。母にお弁当を作って届けたい、そう思うと悲しくなってしまいます悲しい。でも帰れない今は、ここでできることをしようと思います。日本で母に多くの方々が関わって下さっている、いろいろな方のお世話になっている、そのお返しを今私はドイツでしている、そう思うと楽しくなってきました。




できない親孝行の代わりに、できる限り毎日ご飯を届けてあげたいなと思っています。