◎日本国憲法は世界最先端♪
日本国憲法の三つの柱
国民主権
基本的人権
平和主義 は、
世界に先駆けてこの地球に初めて現れた
画期的なものだということに
コロナ騒動のおかげで氣づきました。

世界で新型コロナ騒動が起きて、
民主主義の先輩と思っていた先進国で
ワクチン接種の義務化が政府から提案され、
企業が
未接種の社員をクビにするということが
現実に欧米で起きていました。

日本では、厚労省のホームページに
「未接種者への差別偏見禁止」のフレーズが
載っていることは、
日本では、民主主義の先輩国と思っていた
欧米先進国よりも、
個人の権利や自由や尊厳が
守られているのです。
憲法に日々守られて自分の暮らしが
成り立っているということです。
ワクチン未接種でも、
個人事業主音楽家のボクは
差別を感じないで生きていられます。

「76年も変更されていない憲法は
世界に例がなく、古くて
現実に合わないから変えよう」という
意見を耳にします。

ボクに言わせれば、この憲法の哲学は
この地球に生まれてたった76年の
まだまだ若い精神なのです。

戦争に備えて兵器や軍隊を強化して
平和を保とうとする、すなわち軍備による
「抑止力」という考えは、
袋小路そのもの。行き止まりから
出てこられない論理です。

戦争の準備をすれば、
戦争をしたくなるのは当たり前。
それによって莫大に儲かる軍需産業の関係者、
そういう会社の株主になっている政治家らが、
戦争を望むのは当然です。
金儲けしたいのです。

平和のために戦争の準備をする、というのは
もう4〜5千年前のローマ帝国時代の思想。
この話は、
高畑勲監督が
ブックレットに書いていらっしゃいます。

戦争を欲しないならば

「平和を欲するならば、準備せよ戦争を」
If you want peace, prepare for war.

欧米列強はこの古くさいローマ帝国時代の
思想に基づいて軍備増強してきたのです。
それによって儲かる人がいるからです。
でも戦争で犠牲になるのは、兵器が売れても
決して儲かることのない一般市民。

『戦争をしないためには
兵器や軍隊を持たない』
という哲学は地球に誕生してまだ
たった76年の若くて、先進的な哲学なのです。

憲法が時代に合わないのではありません。
憲法が唱える理想の社会に、
時代の現実が近づいていないのです。
なぜか?
権力者の横暴を許さないための憲法ですが
権力者たちが憲法を守らないからです。
それを彼らに守らせるのが、ボクら
本当の平和を願う一般市民の役目。

オーバビー氏死去東京新聞
2017年10月6日 東京新聞夕刊第1面
地球憲法九条
著書『地球憲法 第九条』(Ch.オーバビー)
オーバビー氏
チャールズ・オーバビー(1926-2017)
◎元米軍人が「九条」を世界に広める
「憲法九条」を世界に広めようと尽力した
アメリカ人、元軍人の
チャールズ・オーバビー氏が
2017年の9月にご逝去されました。
享年91歳。
つつしんでご冥福をお祈りします。

オーバビーさんは、大江健三郎さんたちが
2000年に「九条の会」を立ちあげる
9年前の1991年にアメリカのオハイオ州で
『憲法九条の会』を
世界で最初に立ちあげた人です。
すごいね♪
こういうアメリカ人がいるというだけで
ボクはすご〜くうれしい。

◎平和な日本で
「九条」が休んでいたのではない

憲法九条は、多くの人々が
気づいていなかったかもしれませんが
ボクらをずっと守ってくれています。
アメリカ人のオーバビーさんが
日本人のボクらに手渡してくれた
バトンを持って走る人間の
1人になりたいと思います。
九条が果たした役割の一例を
もう一度書きます。
こういう話を
必要としている人がまだまだいるんだ、
ということを
想像したからです。

九条を今のまま守るか、何か
余分なことを付け加えるか・・・
このことに最も強く影響を受けるのは
若者、子どもです。
よく考えてほしい。
子どもたちを守るのは親世代の責任。

九条が日本の平和を守ってきた証拠
◎ベトナム戦争で戦死した
韓国兵5000人

ベトナム戦争で死んだアメリカ兵は
約58000人。
ベトナムから生きて帰国したあと自殺した
元アメリカ兵は135000人。
この話は、
写真家・星野道夫さんの
エッセイで読んだことです。

生きて帰ってきたものの、
大怪我で体が不自由になって
希望を失った人もいるのでしょう。
たくさんのベトナム人を殺したことが
トラウマになって精神を病んだ人も
多いのではないでしょうか。

戦死者の3倍近くの元兵士が
帰国後に自死を選ぶ・・・
恐ろしい戦争の現実に触れた気がします。

イラクのサマーワから帰って来た
自衛隊員に自殺者が多かったのは
どういう理由だったのでしょう。
山本太郎さんの国会質問の中では
イラクから帰国後56人もの自衛官が
在職中に自殺した、と。
あれは本当に非戦闘地域だったのでしょうか。

ベトナム戦争で死んだ韓国兵士が
約5000人、ということは
日本ではあまり知られていないのですが
これも現実です。
韓国兵が殺したベトナム人は
何万人もいるのでしょう。
韓国人はベトナム人が
憎かったのでしょうか?
そもそも
たまたま自分が徴兵されていたときに
ベトナムに派兵されたアメリカ人だって
ベトナム人が憎かったのでしょうか?

ベトナム人の多くは、最近まで
アメリカ人よりも韓国人が嫌いでした。
理由はわかりますよね。

戦争をしかけた張本人よりも
それに協力したアジアの同胞に
より強く恨みを持つ・・・
その氣持わかります。

◎沖縄は「悪魔の島」と呼ばれた
ベトナム人は当時、沖縄を
「悪魔の島」と呼んでいました。
沖縄の米軍基地から爆撃機や
枯れ葉剤などの毒薬を積んだ飛行機が
ベトナムに飛んで来るからです。
これほどアメリカの戦争に協力しても
日本人の生命が守られてきたのは
九条のおかげなのです。
解釈改憲で自衛隊も安保も
認められた現実がありますが、
専守防衛という
最後の砦だけは守ってきたから
沖縄が「悪魔」役になっても
日本人は守られてきました。
このことを忘れてはいけません。

そもそも
どうして韓国人兵士は
ベトナム戦争に
行かなくてはならなかったか?

韓国には平和憲法がないからです。
北朝鮮との戦争も休戦しているだけで
終わったわけではありません。
平和憲法が持てない状況にあります。

平和憲法をもたないアメリカの同盟国。
アメリカの勝手で始めた戦争に
このように深く協力して
憎らしくもない人々を
殺しに出かけなくては
ならないのです。

◎中村哲さんも心から訴えた
日本(人)がいかにこの76年間
憲法九条にまもられてきたか・・・

朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、
イラク戦争、アフガン戦争・・・などで
日本の軍隊に殺されたアジアの人々は
一人もいなかったのです。
九条をもっているだけで世界の平和に
貢献できるのです。
このことは
アフガニスタンで凶弾に倒れた
中村哲さんも繰り返しおっしゃっていました。

だから、世界の国々がみんな
「九条」を採り入れれば、そのときに
地球に本当の平和がやって来ます。

そのことに気づいた最初のアメリカ人。
元兵士の
Ch.オーバビーさんが、
日本は普通の国ではなく
「創造的に普通でない国」をめざすべき、と
日本国民を励まして下さっています。
是非、下記をお読みください。

◆1926年、アメリカ、モンタナ州生まれの
チャールズ・オーバビー博士は
B-29のパイロットとして
朝鮮戦争に従軍した、元軍人。
ウィスコンシン大学で博士号取得
(機械工学)。
現、オハイオ大学名誉教授。
1981年中部大学(愛知県)に
客員教授として来日、
広島で原爆資料館を見学し、
“憲法第九条”の本来の意味を実感。
湾岸戦争後の1991年3月
オハイオ州で“憲法第九条の会”を発足させ、
以来、妻とともに戦争を放棄した
日本国憲法九条の理念を
世界各地に広める活動を展開。
『平和のための在郷軍人の会』メンバー。

◆Ch.オーバビー著『地球憲法九条』から
引用しましょう。
日本国民への激励が書かれていますドキドキ
地球憲法九条中身

今の世界が求めているのは、
「創造的に普通でない国」、つまりは
従来の軍事力という規範から離れて、
非暴力、非軍事という斬新な路線を選び、
従来型とは一線を画したユニークな
国家運営のあり方を見せてくれる
国なのである。
この路線こそが、
歴史が日本に対して懇願している点であり、
この地球という星に住む、
お互いすべてにとって
憲法九条が残す希望に充ちた
遺産なのである。

ここで大切なのは
主権者としての日本国民が果たして
自国政府にこの約束を果たさせるだけの力と
エネルギーと展望とを動員し得るか否か、
という点であろう。

それにしても、日本の指導者にとって
憲法九条の普遍的な意義と重要性とを
認識することが、なぜこんなにも難しいのか。
それも第九条が日本にとってのみならず
すべての国家と国連にとっての手本として、
また
生き残りのための指針として
ユニークな潜在力を
持っているというのに、である。

堂々と胸を張り、
第九条の精神に見合った形で
その責任を果たしていく上で世界規模で
リーダーシップを発揮することが
なぜそんなに難しいのだろうか。

これらの問いに対する答えは、おそらく
歴史を通じて培われた
軍事中心主義の持つ魔性★
にこそ存在するである。
戦争とそのための準備とは普通の望ましい
社会活動である、とする考え方に
長くなじんできたからであろう。
この病気から癒されることは、
日本のみならず
ほとんどの国家指導者にとって
極めて難しい。

だからこそ戦争という名の不合理そのものの
残虐にピリオドを打ち、非暴力手段こそが
21世紀においては常態たるべきであるという
主張を組織し、それを集団的に
政府に迫っていく責任は、むしろ
一般国民の側にこそ存するのである。
*********************

★オーバビーさんの本文の中にある
「軍事中心主義の持つ魔性」とは、
戦争の準備、あるいは戦争が始まると、
それによってめちゃくちゃ儲かる人がいて、
権力者の多くはそういう人たちに
つながっているのです。

平和は、まずは祈り、願うものです。
その願いから行動が生まれます。
地球人にこの願いが広まれば、
平和は来ます。

「抑止力」などという言葉を使っている限り
それは軍拡競争そのものであり、
お互いに刀を振り上げたまま、それを
たまたま振り下ろさない間だけ、
見せかけの「仮の平和」が
保たれるというのは
本当の平和ではありません。

「抑止力」思想は完全なる
袋小路そのもの。しかも、
「抑止力」とは
「こっちにはこんな武器があるぞ」と
他国をおどしていることです。
それは「武力による威嚇」
そのものです。
憲法九条に違反していますよ。


スコットランド民謡《ナナカマドの木》
やぎりん訳詞《ふるさとのナナカマド》
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八木倫明(ヤギリンメイ)
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