Duo QuenArpa の被災地での演奏
宮城県石巻市
直前のブログで
「ようこそ困難、ありがとう試練」と書いて、
「被災地の方々に較べたら
なんと小さな困難・・・」としめくくりました。
そのつづきです。
東日本大震災について海外のメディアが
報じたことのひとつに
「日本人の礼節」があります。
暴動、略奪がほどんど起こらない。
自分よりもっと大変な人がいるはずだ、という
ほかの被災者への思いやり。
海外のマスコミ人が
このことに驚いたということは
たいていの国では、
こういう混乱の中では
略奪が起こるのが普通で、
自分のことしか考えないのが普通だ
ということでしょう。
こういう
日本人の礼節や思いやりの伝統は
神仏習合や
あんパン、カレーうどんなどに見られる
見事に異文化を融合させる感性に
つながっている、と
やぎりんは思っています。
異文化を敬い、採り入れて、
新しいものを生み出します。
その日本人の感性を音楽に応用したのが
異文化融合のワールド・ミュージック
つまり「地球音楽」です。
24歳でケーナを始め、最初は
ペルー、ボリビア音楽のレコードの
コピーばかりを演奏していたのです。
どんなに上手く演奏しても
魂のレベルでボリビア人には敵わないことを
悟りました。そして
33歳の頃、サル真似ではない音楽を求め、
日本人ならでは、八木倫明ならではの
個性を深化させていく方向性を見出しました。
ケーナと異文化楽器の合奏によって
世界中の民謡や愛唱歌の名曲を奏でる方向に
歩き出したのです。
それはもう
特定地域の「民族音楽」ではないので
「地球音楽」とでも
名づけるしかありませんでした。
「思いやり」と「地球音楽」は
同じ感性から生まれているのです。
よって「地球音楽」を奏でる人は
思いやりの人でなければなりません
この新年、
残りの人生をどう生きたらいいのか・・・
大きなヒント得たので、
今年は蛇のように脱皮して
新しい自分で生きられるような
気がしてきました
『被災地演奏をつづける理由(わけ)』
このブログをご訪問のみなさまの
ご健康とご多幸をお祈りします。
やぎりんと仲間たち
2013年の公演から
2013年1月18日(金)午後2:30
cafe「ふるーと」(足立区/梅島駅1分)
たかこ・やぎりんバンド♪
朗読つきコンサート(朗読:三橋志主子)
入場料¥1000(定員35人)満員売り切れ
お申込み(03)3886-1177(三橋)
2013年2月14日(木)午後2:00
東京オペラシティ3階 近江楽堂
ラテン・コンサート追加公演(チケット販売中)
(03)5988-9316 プラネット・ワイ
平日9時ー18時、土曜9時ー13時
2013年2月17日(日)
午前11:00/午後2:00(2回公演)
Duo QuenArpa
ファミリーコンサート(チケット販売中)
勝田台文化センター
047-483-2141
木星音楽団第1回演奏会
2013年3月31日(日)
1回目:午後3:00開演
2回目:午後6:30開演(2回公演)
東京オペラシティ3階 近江楽堂
全自由席 前売¥3000
(03)5988-9316 プラネット・ワイ
平日9時ー18時、土曜9時ー13時