$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-ジャガイモと銀河

このジャガイモは、
1/26 さきこ・やぎりんバンド♪の
オペラシティ公演のときに
「おやぢコンサート」(埼玉県寄居町)の主催者
菅原さんにいただいたものです。

実においしいジャガイモでしたが、
これは万田酵素というものを使って育てられ、
「万田ジャガイモ」と呼ばれるものです。
万田ジャガイモとは・・・

「酵素とは」

酵素とは生命活動に不可欠な潤滑油みたいな
ものかなあ・・・・
酒、漬け物、味噌、醤油、納豆、チーズ、パン・・・
などの発酵食品はもちろん
酵素の働きで生まれます。
酵素は生きています。

酵素のおかげでジャガイモも元気に育つし、
人間も元気に生きることができます。

ドキドキすべての生命は他者の〈いのち〉を自分の体内に
摂り入れて自分の〈いのち〉を維持しています。

しかし人間だけは
しばしば〈いのち〉のないものを
摂り入れています。
白米などはその典型です。
白米を水につけておくと腐敗します。
玄米を水につけておくと発芽します。
ただのでんぷんのかたまりである白米と
一粒から何千粒の米を生み出す〈いのち〉の奇跡を
秘めている玄米とは、
全く似て非なるものだと気づくでしょう。
つまり
白米に〈いのち〉はなく、
玄米には〈いのち〉があります。
この差はもの凄~く!!大きいでしょうね。

動物は死ぬと腐敗していくのに
生きている限り腐敗しないのと同じです。

自然界にある〈いのち〉を
最大限に活用する食養術を
「マクロビオティック」と言いますが、
マクロビアンが玄米を食べるのは、意識して
他者の〈いのち〉を自分に摂り入れているのです。

また、マクロビアンは大きな生き物を食べません。
相手が大きいと
〈いのち〉の全体を自分に摂り入れることが
できないからです。
牛や豚の全体(ひとつのいのちの全部)を
食べることは不可能です。
マグロも同じです。

でも、イワシ、シシャモ、シラスなどの
小魚ならば小さいけれど、
ひとつの〈いのち〉として完結した全体を
食べることができます。

例えばマグロのトロは、
マグロのおなかの脂肪のあたりでしょうか・・・
マグロという〈いのち〉のごく一部です。
しかし、
小魚を丸ごと食べれば、骨もすべての内蔵も、
つまり〈いのち〉の全体を、自分の〈いのち〉に
摂り入れることになるのです。

宮澤賢治は詩人、童話作家、音楽家、教師、農民、
鉱物研究家、宗教家・・・いろんな顔を持っています。
彼は、
「農と音楽は深い所でつながっている」と言っています。
食べ物を作る仕事と、音楽を生み出す仕事は
根源的には同じだと言っているのでしょう。
同時に
「何を食べるか」と
「どんな音楽を聴くか」ということは
共通した感性に基づいている、ということでしょう。

マクロビアンが、クラシックの室内楽や、あるいは
デュオ・ケーナルパ、さきこ・やぎりんバンド♪、
たかこ・やぎりんバンド♪ のように
小編成の生音演奏がお好きな場合が多いのは
そういうわけなんでしょう。

アルパとケーナのデュエットは
たった二人だけれど、その中にすべてがあります。
マイクで拡声して
実際以上に誇張しようという気持ちもありません。

小さいけれど完結した〈いのち〉を求める
マクロビアンの方々が、
こういう素朴な本当の音を求めるのは、
まさに宮澤賢治の言っていたように
農(食)と音楽の深いつながりだったのです。

大塚のライブハウス・レストラン『All in Fun』の
女性オーナー中島さんが、
デュオ・ケーナルパのCDを聴き、
さきこ・やぎりんバンド♪のコンサートを聴いて、
大変気に入ってくださいました。
中島さんは個人的にはマクロビアンだそうです。

お店はマクロビ料理ではありませんが、
たいへん美味しい料理が自慢のお店です。
4月14日が最初のライヴです。
いずれデュオ・ケーナルパもここに
デビューします。


ドキドキブログを訪ねてくださるみなさまに
良い事がたくさんありますように・・・。


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ドキドキさきこ・やぎりんバンド♪ライヴ
「風のように、鳥のように」vol.2 
4月14日(土)6:30~
会場:All in Fun(旬のライブ&ダイニングバー)
【定員30人】【山手線大塚駅南口歩2分】
http://allinfun.jp/index.php
美しい音楽と美味しい料理♪
美しい料理と美味しい音楽♪
●入れ替えなし。ライヴ・チャージ¥2500
(ほかに2オーダー制)

$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-414大塚チラシ
予定曲
コンドルは飛んで行く(ペルー)
コーヒー・ルンバ(ベネズエラ)
巡礼【さすらい】(アルゼンチン)
チキリン・デ・バチン(アルゼンチン)
満月(パラグアイ)
アスンシオンの花(パラグアイ)
きみ偲ぶ夜(パラグアイ)
アマポーラ(スペイン)
アメイジング・グレイス(英国賛美歌)
広い河の岸辺(スコットランド民謡)
川の流れのように  ほか

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!!速報 虹クラシックの殿堂、東京文化会館に
Duo QuenArpa が登場♪
2012年7月26日(木)午後7時
《コンドルは飛んで行く》作曲100年コンサート
この日に合わせて、2ndアルバムが完成予定

$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-文化超速報


★TBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』出演
録音はこちら。
http://mez.xii.jp/top/20110215_high.mp3