$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-DQA54020

Duo QuenArpa の音源で You Tube に載っているもので
《君偲ぶ夜》がある。
南米のどこかの国のケーナ奏者から、実に
面白い、興味深い書き込みとダメだしがあって、
やぎりんはよろこんでいる。

NO ME GUSTO,
QUIEN DEBE DE LLEVAR LA ARMONIA ES LA QUENA,
NO EL ARPA, SALUDOS,

「 ぼくは好きじゃない。
この調和をリードすべきはケーナであって、
アルパではない。ごきげんよう」

こちらからどうぞ↓
http://youtu.be/F-WfTy5vL0I

やはり本場アンデス地方においては、
「ケーナはつねに主役でなくちゃいけない! 」
という哲学があって、
「アルパが旋律でケーナがオブリガート とは
何事か?!」ということなのでしょうね。
「お前それでもケーナ奏者か!」と
思っているかどうかはわからないけれど、
この書き込みの意味するところは
かなり面白いと思う。

単旋律楽器のケーナは常に旋律を演奏し、
アルパは伴奏に徹すべし、という
音楽づくりの伝統がはっきりと感じとれる。

ケーナが対旋律や助奏を担当するというのは
西洋音楽を学んだ人間の考えることなんだろう。
もちろん南米の民族楽器の演奏家にも
洋楽の理論を学んだ人もたくさんいて、
主役以外のケーナに違和感を感じない人も
必ずいるはず。

でもこの書き込みの人は、
脇役のケーナなんて
信じられなかったのかもしれない。

ちなみに やぎりんは
この曲のオブリガートを演奏するのが
大好き。
この夢見る雰囲気を盛り上げる役割が完璧で
しばしばお客様からため息の出る
「名演」をのこすドキドキ
20日にも調布で
藤枝貴子さんとの演奏曲に入っています。

同じ人物の別の曲への書き込み・・・・
《黄色い村の門》(アイルランド民謡)
http://youtu.be/i9PpuZ6Zw_s
この曲では、ケーナは始終 旋律を担当しています。

CONGRATULATIONS,
TOCAN MUY BIEN, GRACIAS POR COMPARTIR
SU TALENTO CON NOSOTROS.

「おめでとう、あなたの演奏は大変良い。
あなたの才能をわたしたちに紹介してくれて
ありがとう」

ケーナでアイルランド民謡を演奏することには
違和感はないようだ。
ケーナの役割に対する考え方にも文化の違いが
出ていて実に興味深い書き込みでした。


ドキドキ10月20日(木)12:05~12:45
調布市文化会館たづくりロビーにて、
たかこ・やぎりんバンド♪ デビュー。
入場無料。

$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-たかこやぎりん

ドキドキ10月22日(土)午後7:00 
デュオ・ケーナルパ の逗子公演。この日は
初の試みで、朗読とのコラボレーション。
宮澤賢治、葉 祥明、吉武祥子、
『天空の城ラピュタ』の台詞などがテキストです。


独特のケーナルパ・サウンドと
詩人や映画監督のメッセージとの融合が楽しみです。

http://ameblo.jp/duo-quenarpa/entry-11039036618.html
$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-立川/逗子チラシ

ドキドキ10月23日(日)は、
アルパ/池山由香 と 
グランドハープ/中村愛(めぐみ) の
ふたりによる珍しい、注目のコンサート。
http://ameblo.jp/duo-quenarpa/theme-10040281426.html
$Duo QuenArpa 公式ブログ(新)-ハープアルパ

ドキドキ10月28日(金)は、
デュオ・ケーナルパ 小平公演ですが、
これはなんと7月上旬に売切れです(150席)。
どうしてこんなに早く売れたのか???
先日主催者に訊いてきました。
これについては、
またのちほどこのブログにまとめます。

みなさまの応援に感謝します。