《まとめ》
「食べ物が体に及ぼす影響は、とてつもなく大きい」ということを、一番最初に私に教えてくれた本です。
私がグルテンフリーの食事を始めたのは、この本を読む前でしたので、ある種「答え合わせ」的な期待感を抱いて購入した本でしたが、この本が私にもたらしたものは、けっしてその範疇にとどまらない、とてつもなく大きなものでした。
小麦の害は欧米を中心に広く知れ渡るようになり、「グルテンフリー」という言葉は、日本にもすでに十分浸透しているのではないかと思いきや、全然そんなことはないようです。
確かに「グルテンフリー」の表示はチラホラ見かけるようになりましたが、それは意識して探そうと思えばこそ。
ドイツのスーパーでは当たり前のように、グルテンフリーの食品が並び、サプリメントにおいてもグルテンフリーのものが数多く取り扱われていたので、この差には落胆しました(´・ω・`)
ラーメン、うどん、パン、パスタ、ピザ・・・
繁華街に立って少し周りを見渡すだけで、これらの食品を扱っている飲食店がたくさん目に入ります。
それこそ「こんなに必要!?」って思ってしまうほど(^ - ^;
これらはすべて小麦から作られています。
著者の溝口先生は本書で「小麦は麻薬に似ている」という指摘をされていますが、それを十分に証明する光景ではないでしょうか( ̄▽ ̄;)
飲食店経営者もお客も、みんな小麦が大好きなのです。
もし、「これから2週間、小麦フリーの食事をしてください」と言われたら、あなたは実践できますか?
ラーメン、うどん、パン、パスタやピザだけでなく、
ケーキやクッキーなんかも食べられません(´・ω・`)
・・・!!!Σ(・□・;)
実践できないようなら、あなたもすでに「小麦ジャンキー」の一員かもしれません!(笑)
冒頭でも少しご紹介しましたように、溝口先生の専門分野であるオーソモレキュラー療法では、
「あらゆる不調の根底には、栄養不足がある」
という考えのもと、薬に頼らず食べ物やサプリメントを使って治療を行なっているようですが、
「足し算」ばかりのサプリ漬け
的な療法ではないことが、個人的にとても共感できます^ - ^
私はグルテンフリーの食事法によって劇的な体調の回復を経験したひとりなので、
体に有害なものを食べない、という「引き算」の重要性を常々実感しています。
「引き算」をしたうえでの「足し算」
「引き算」があっての「足し算」
「引き算」をして初めて自分の体に必要なもの、体が求めているものが見えてくるのだという考え方は、
グルテンフリーを開始した約一年前からまったく変わりません。
ただ、あなたが「引き算」をして元気ハツラツの健康体になったとしても、誰も儲からないのです(´・ω・`)
医者も、食品業界も、サプリメント業界も、医療・医薬品業界も、そして私も・・・(笑)
だから誰もあなたに「引き算」することを勧めないのです。
「日本人には〇〇が足りない」「〇〇を補って、いつまでも若々しく」
などの謳い文句で売られている多種多様なサプリメント。
その有効性は個々の商品によって違うので、そのすべてを否定したりはしません。
実は私もサプリメントの恩恵を受けているひとりですしね(笑) 良いものは確かに良いです^ - ^
ただ、
今現在冒頭であげたような症状にあなたが悩んでいるとしたら、
「原因は小麦かも?」
などと、体に害をなしている可能性のあるものを「引き算」することをまず考えてみてください。
今回私が紹介した本は、
「2週間で体が変わるグルテンフリー健康法」でした^ - ^
文字は大きめで、一文一文が短く簡潔なうえ、200ページ足らずの薄くてとても持ち運びやすい本です。
だからといって内容に「薄っぺらい」ところはまったくなく、明瞭でキレ味良く、且つテンポの良い文体に、気がつけば「読ませられている」自分を発見すること請け合いです!(^ - ^
誤字・脱字も少なく、そういった意味でも安心して読める良書だと思います(^ - ^
興味をお持ちになられましたら、ぜひお近くの書店やAmazonなどでお買い求めください。
最後まで読んでくださってありがとうございます^ - ^
これからも、「食と健康」に関する私の体験や私が得た知識をシェアしていきますので、よろしくお願い致します(´・ω・`)