最終日の3日目はサプライズ召集です。




予想を超えた召集のことをサプライズ召集と言います。




代表選考ではひとつの楽しみでもありますビックリマーク




日本代表では古くはフランスワールドカップから。




代表合宿から3人が本大会に行けないのですが、




その3人のなかに三浦カズがいたのです。




直前でワールドカップ出場できなかったカズは無念だったことでしょう汗




2002年では中村俊輔が外されました。




チームの結束を大事にするトルシエ監督は扱いづらいという理由で中村俊輔を外したのですダウン




そして、前回のドイツ大会。




意外とも思われた人物がジーコ監督から最後に読み上げられました。




それは巻誠一郎




代表常連だった久保を突然外して、巻を入れたのです得意げ




このサプライズは当時話題になり、巻の父親もテレビに出るほどでした。




でもこの巻のサプライズ召集は世界から見たらサプライズにならないかもしれません。




前回のドイツ大会の開催国ドイツ代表にはノーマークの選手が召集されました。




ダビド・オドンコール



2010W杯に向けてサッカー知りたい人大集合!



ドイツの国内リーグのドルトムントに所属していたオドンコール




それまで一度も呼ばれてこなかったのにどうして本大会に召集されたのでしょうか!?




その理由は無名の選手を招集することによって




オドンコールにプレッシャーになるといけないから得意げ




ちなみに召集することは以前から決めていたんだそうですビックリマーク




その結果サプライズになったわけです。




でも監督にとってはサプライズではなくきちんとした論理があったわけですねにひひ




ちなみにオドンコールは本大会では控えの切り札として活躍しました。




ドイツ大会からもうひとつ。




イングランド代表には世界中が驚く名前がありました。




それはウォルコット



2010W杯に向けてサッカー知りたい人大集合!


はてなマークだれはてなマーク




当時世界中の人がそう思ったのですかお




それもそのはず、今でこそ有名になったウォルコットですが




当時はまだ17歳だったのですから。




残念ながら試合には出ませんでしたが、




足が速いウォルコットの将来を見据えて召集したのでしょうビックリマーク




ちなみに、ブラジルの怪物ロナウドも17歳でアメリカ大会に召集されました。




世代の違う若手を召集することは無くはないのですが、




なかなか勇気のいることだと思いますニコニコ




今回の日本代表では誰がサプライズになるのでしょうビックリマーク




無名のJリーガーはてなマーク




17歳の若手はてなマーク




2ヵ月後の代表発表がたのしみですねグッド!



ワールドカップで勝てるチームには必ずチームとしての一体感があります。




チームとしてまとまっていれば実力以上のものが出ますアップ




逆にどれだけ強豪国でもまとまっていなければ優勝は難しいでしょうダウン




ワールドカップ常連のイタリア代表




イタリア代表は毎回出場するのですが、合宿中でも遊んでるんだそうですラブラブ




監督は毎回それに頭を悩ませていましたガーン




女好きのイタリア人なのでしょうがないのかもしれませんね得意げ




しかし2006年は違いました。




開幕前イタリアでは大変な問題が起こっていました。




セリエA八百長問題




セリエAの試合を裏で操っていたとして問題になりました。




特に名門ユベントスに所属していた代表選手は開幕直前の合宿中にもかかわらず、




マスコミに追われる毎日でしたあせる




これがあったからか、ドイツ大会だけはイタリア代表は遊んだりしなかったのだそうですビックリマーク




それどころではなかったのかもしれませんねかお




そして開幕し、結果は優勝




イタリアを揺るがす大問題が結果としてチームの結束を生みました。




これは偶然八百長問題が起こったわけですが、自ら結束を作る例もあります。




2002年の日本代表




当時日本代表監督だったトルシエ監督は1998年からのチームを一新。




中村、小野、稲本などの若手だった黄金世代を積極的に代表に召集していました。




しかし23人の中にはベテランの名前も。




それがゴン中山秋田豊でしたビックリマーク




チームをまとめるためにあえてベテランを入れたのです。




若いチームだっただけにベテランを入れてバランスを取った結果




日本代表はベスト16進出




でも今回はベテランを入れることはおそらくしないでしょう。




1998年のフランス大会も今の岡田監督だったのですが、




大会直前で三浦カズ北沢を外す決断をしました。




岡田監督は23人には入れないけれどもチームに帯同してほしいとお願いするも2人は拒否ダウン




この経験から帯同する選手はベテランよりも若手の方がモチベーションが高いことを悟ったのです。




そこは監督の考え方次第ですねかお




ちなみに前回のドイツ大会のアルゼンチンでは、




出場する可能性がほぼ無い第3のGKを外して




英雄のマラドーナを入れようという意見が出てきたそうです。




誰もが崇拝するマラドーナの力はアルゼンチン人にとって偉大なのでしょうビックリマーク




なんたってなのですから音譜




でも当然ながら実現はしませんでしたショック!




ちなみに今回のアルゼンチンの監督は・・・そう、マラドーナ!!




23人の枠を1つ削らなくても今回はベンチ入りできますねグッド!




神の力お手並み拝見パー

今から約2ヵ月後には各国代表選手23人が発表されますビックリマーク




そろそろ誰が代表に入るのかといった話が出始める時期ですねニコニコ




ということで、今回初めてW杯を見る方のために代表選考を取り上げてみました。




今日から3日間かけて説明していきますかお


各国の代表選手は23人




多いようで少ない人数。




今はどの選手もこの枠に入るためにがんばっていますあせる




そしてスタメンの11人以外の選手は全員ベンチ入りでき、




どの選手も出場できる可能性があります。




23人の内GK(ゴールキーパー)は3人




つまりフィールドプレイヤーは20人ということになります。




フィールドプレイヤーのスタメンが10人なので、




単純に考えると各ポジション2人ということになりますね得意げ




ただし、国や監督によって変わってきます。




スタメンでFW(フォワード)を1人しか使わない国は3人しかFWがいなかったり、




オランダなど3トップの国はFWが6人いたりもします。




日本であればおそらく4~5人といったところでしょうか。




MFやDFに人数をかける国もあり、そこは個性ですねビックリマーク




あと、開幕後のケガが心配ですショック!




各ポジションの控えが1人しかいなかったとすると、




スタメンがケガをしたとき控え選手1人でそのポジションをこなさないといけません。




それを防ぐために1人でいくつものポジションをこなせる選手が貴重になってきます。




いわゆる、ユーティリティプレイヤー




2002年日韓大会で韓国をベスト4に導いたヒディング監督




選手が同じ能力なら複数のポジションができる選手を選ぶと言っていましたにひひ




1人でいくつものポジションができると、




ケガの時だけではなく、いくつもの戦術が増えることになり




本番のときには有効になります。




前回のドイツ大会のジーコ監督は同じタイプの選手を入れていました汗




中田、中村、小野、小笠原、遠藤とパスの上手い選手ばかりを入れ、




ドリブラーの選手はいませんでしたガーン




これはいただけなかったダウン




なので今回はそれがないようにいろんな個性の選手を選んで欲しいです。




唯一無二の選手が集まったほうがより大きな力が出せるはず。


ワールドカップは11人で戦うのではなく、23人で戦うのですからグッド!