中島公園のキタラだけでなく、中心部の新しいホールhitaruでも演奏会を行い、楽しんでもらおうというシリーズ
今回は
あの、葵トリオと協演
葵トリオは、一位を出さないことで有名な最難関コンクール、ドイツのミュンヘン国際音楽コンクールで一位に輝いた、今、最も注目のピアノ三重奏団である
彼らのホームページを見るとわかるが、その活動は世界クラス
バイオリンの小川さんは、今年の3月まで、ベルリンフィルハーモニー・カラヤン・アカデミーで学んでいる
将来、ベルリンフィルに入るのかな?
さて、今回の演奏会の曲目は
早坂文雄 左方の舞と右方の舞
ベートーベン トリプルコンツェルト
ドヴォルジャーク 新世界より
という構成
まず早坂作品
初めて聴いたが、雅楽を思わせる綺麗な和のハーモニーが楽しめて良かった
東洋のオーケストラ曲って感じ
ベートーベンのトリプルコンツェルト
素晴らしいのひと言
葵トリオは、緻密で優雅でエネルギッシュ
それに対抗するように、札響も熱が増していった感じがした
三重奏団とオーケストラの協演だが、お互いの良さが際立つような演奏だったように思う
この日最大の拍手喝采だったことは言うまでもない
最後は新世界より
聴き慣れた曲で、各パートに見せ場がある
一番の見せ場はよく聞くフレーズのホルンとトランペット
第二楽章ではコールアングレ(長いオーボエみたいな感じ)による美しいメロディが見せ場
音楽の教科書にある「家路」と言えばわかるでしょう
あの曲です
音の強弱が激しく、大きい音が見せ場となる曲の中で、この第二楽章は優雅で美しく、険しい山の中に広がる、美しい草原みたいな景色が頭に浮かんだ
ホルンやペットの響きの中で、バイオリンもなかなか大変な曲だ
もうね、大きくて高い音を必死で鳴らす的なところがあって、大変さを感じる
自分的には、必死に頑張ったバイオリンの皆さんにも拍手を贈りたいと思う
そして、この曲の時に
指揮台に譜面が無いことに気づいた人がどのくらいいただろうか
全ての事が頭に入っているのだろう
振り慣れているのかもしれない
札響の若き指揮者 松本氏の熱がこもった指揮も素晴らしかったと思う
演奏のはじめでは、んっ?と思ったところもあったが、何よりこの日の演奏は全体を通して満足したから、私の勘違いだと思う事にしよう
話は変わるが、今回の座席はあえて上の階を選んでみた
音は上に抜けていくので、hitaruの上階ではどんな風に聞こえるのか聴いてみたかったのだ
感想としては、やはり管楽器、打楽器の音が良く聞こえる
元々音が大きい楽器だが、反響板に囲まれているせいもあるのかも知れない
以前の厚生年金会館だと、ステージの中から音が出てこない印象だったが、hitaruはガンガン出てくる
キタラより管楽器の音が強く感じたが、気のせいなのかな
いつか
専門家に尋ねてみたいと思う
キタラが改修工事に入り閉館中でも、別のホールでこんなに素晴らしい演奏が聴くことができる
ホールがあるからコンテンツが充実する
感謝しなきゃと改めて思った