日本の映画の制作が多い状況で推移している。
実行委員会形式でリスクを分散し、次から次へと制作されている。
かつて。
ハリウッドや韓国の映画に押され、単館と言われた映画館が減ると同時に、日本映画も寂しい状況にあった。
特に韓国では、フィルムコミッションが活発で、良い作品もドンドン作られていた時だった。
さらに、映画のロケ地への経済効果もあり、日本でも何とかしなければ、という機運が高まっていた。
そこで、文化庁が動いた。
徹底的に補助金でサポートし始めたのだ。
当時の担当官はとても熱心な方で、日本の映画の復活に情熱を燃やしていた。
その効果はすぐに現れ、今や若手人気俳優も増え、ちょっとしたバブルだ。
しかし。
何となく。
かつての音楽業界にダブって見えるのは私だけだろうか。
TKサウンドが巷に溢れ、次から次へと作品がリリースされていた。
しかし、それもいつからか、全て似た曲に思うようになり、ついには新しい音楽も出てこなくなる。
最近は、本当に記憶に残る曲が少ない。
私の感性が衰えたのだろうかと、いつも自問自答しているほどだ。
実は。
最近の日本映画も、同じ感覚になりつつある。
元々、恋愛ものは観ないのだが、最近、子供がDVDで観るついでに、何作品か一緒に観た。
どれも人気俳優が出ていて、話題になった作品だ。
でもねぇ。。。
何だか同じ感じなんだよなぁ〜。
観た満足感はあるのかも知れないが、記憶に残らない。
もちろん、海外の作品にもそういうものはある。
前に映画館で観たとか、DVDを借りたことがあるのに、同じ作品をレンタルした事が何度かあった。
そんな感じなんですよ。
それと。
テレビドラマもそうだが、オリジナルの作品も少なくなった。
ベースが漫画か小説ばかりだ。
業界的には、書ける作家がいないんだとか。
また、漫画等で固定客が付いているので、リスクが少ないとも。
何だろう?
どうも物足りない。
低予算で次から次へと制作する。
そんな作品が溢れかえることに危機感が。
そうなると。
シアターで観る価値を感じなくなってしまう。
思えば。
シアターで観ているのは、いつも迫力のあるアクションものとか、SFものばかりかも。
このままで、本当に大丈夫か?日本映画。
