仕事で遅くなり、バスも終了した時間の帰宅となった。
疲れていたので、駅の近くで、家とは反対方向のマックでひと息ついて帰ることにした。
コーヒーをすすりながら、ボ~ッとしてみる。
2杯目のコーヒーの時には本を読みながら。
若干LIFEポイントが回復したので、歩いて家まで帰ることにした。
家までは30分弱だろう。
店を出ると、雨上がりの夜風が涼しく、コーヒーで温まった体に心地よい。
…ハズだった。
歩き始めて、静かな住宅街に差し掛かった時。
あの、忌々しい腹痛が突然襲ってきた。
トイレを探すも、すでにコンビニは見当たらないルートである。
引き返すのも、家に向かうのも同距離くらいか。
立ち止まって考えている時間はない。
困った。
頑張って家までもたせるしかない。
自然と歩みが遅くなる。
歩く振動が厄介者なのだ。
腹痛には波がある。
少し和らいだところで、できるだけ歩を進める。
しかし、そんな私をあざ笑うように、痛みはだんだん増してくる。
その度に歩みを止めて、内股で、グッとお尻に力を込め堪える回数が増えてきた。
気を紛らわすため、音楽の音量を上げたりするも、全く効果なし。
そして、止まって堪えている時。
薄暗い公園が目に入った。
………。
いかん、イカン。
野○○なんてしちゃいかん。
もう一度気を取り直し、可能な限り足早に家に向かう。
そしてまた。
立ち止まって堪えている時に、お年寄りの施設が目に入った。
宿直の人がいれば、トイレを借りられるかも…と、考えが頭をよぎる。
次に、家までの距離と、施設までの距離を考えてみる。
…微妙だ。
多少の差なら、家まで頑張りたい。
そう考えているうちに、家までの間にある、最後の信号にたどり着いた。
…赤信号。
やたら長く感じる。
右折矢印信号が憎い。
ようやく青になった。
しかし。
なんということだ。
ちょうど痛みの波が押し寄せ、歩き始めることができない。
堪えているうちに信号が点滅し始めた。
!!!
これはマズイ。
でも動けない。
そしてまた、赤信号に。
また耐え忍ばなければならない。汗
が、限界へ一段階ステップが上がってしまったので、スボンのボタンを外し、ベルトを緩めて、少しでも腹回りを楽にする。
そして、またまた信号がやたらに長く感じる。
右折矢印信号が憎くてたまらない。
ようやく青になった。
今度は渡れた。
その勢いのまま、家に急ぐ。
心が緩んできたのか、痛みの間隔がドンドン短くなっていく。
こうなると、歩く姿は完全に内股だ。
競歩のフォームに近いか。
汗がダラダラ流れてくるが、拭き取る余裕はない。
そして玄関に到着。
カバンから鍵を取り出す。
………。
門灯が消されていて鍵穴が見えない。。。
慌ててスマホを取り出し、画面の明かりで鍵穴を照らす。
そうして、何とか帰宅し、トイレに一直線。
無事、通便。
何で仕事で疲れて深夜に帰ったのにこんな仕打ちを受けるのか。
そう思ったが、そもそも。
マックでひと息ついていないで、真っ直ぐ帰宅していればこんなことにはならなかったのかも知れない。
丑三つ時の反省は、少し寂しい。
長々と書いてしまいましたが、要するにウ○コ痛と闘った、しょうもない話です、、、
m(_ _ )m