はじめに

 

Jewel craft simulatorはポジティブに心を無に出来る良い虚無系作業ゲーで、
バーチャル座禅、デジタルマインドフルネス的な瞑想メソッドが含まれている。


Simulatorと名前のつくゲームの約8割が時間をドブに捨てたことをSNSにシェアしてネタとして消費するしか楽しみ方がないためあまり期待はしていなかったが、このゲームはシンプルに子どもの頃に完璧に丸い泥団子を作ろうとした時のような、無垢で無意味で純粋な情熱を持って取り組むことができるため、非常にオススメだ。

・なぜ攻略として記事を書こと思ったのか

SSS評価の宝石がなかなか作れず、
Twitter(現:X)やGoogle検索で
「jewel craft simulator 攻略」
「LAPIDARY jewel craft simulator SSS」

「Jewelcraftsimulator SSS 条件」
「宝石削り SSS」

など検索をかけても殆どボイロ動画やVtuberの実況動画しかヒットせず、
文章としての攻略記事がなかなか見つからなかったからである。

 

仕方なく我流で取り組むこと数日、
SSS評価の宝石作りが安定し、
SSS宝石を10個作る実績を解除したため、
僕と同じくSSS評価の壁に直面した人がTwitterや検索エンジンで検索をかけた際に
少しでもヒントになればいいなと思う。
 

 宝石選び

 

大前提として、色彩評価と形状評価が存在し、選んだ石の色彩とお手本の宝石の解釈一致度が95%以上でないと色彩評価がS評価にならないため、SSS評価は不可能だ。

ある程度資金を貯め、宝石選択のリロール機能を開放して、リストに選択肢が1つだけの石が現れるまでリロールをしてから選択すると、色彩評価Sの石が手に入る。

(おそらく黒い石か白い石ばかりになるが)

 

・虫眼鏡マークの鑑定機能は、現段階での宝石の形状評価ランクが表示される。

ほぼ必須機能なので、早めに解除しよう。

 

・削りが足りていない部分はピンクで表示され、削りすぎた部分は水色で表示される。

 

形状評価で99.00%以上で、色彩評価で95%以上だとSSSランクとなるが(おそらく)、

形状99.00%でSS評価で、99.01%ではSSS評価になったため、残り0.01%を詰めるまで油断をしないようにしよう。

 

↓その例

 

 

 削りのコツ

 

・削り過ぎるよりは余らせる気持ちでまずは形を整える。

・視点は奥行き有りで、最初に狙いを定めた線がXYZ軸一直線に見えてお手本の線とピッタリ重なるまで押下し続ける。

・細かい削りは削り速度10以下でCtrlを押しながらゆっくりと。

残り1%以下はお手本線の機能をオフにして形状を眺めて歪な線を探す。

 

 

視点は平面表示ではなく、奥行き有りがオススメ。

 

平面表示ではその"辺"の正誤しか分からず、無駄に角度を変えたりして研磨にムラが出がちになってしまう。

その点、奥行き有りの視点では、最初に選んだ角度が"面"として観測できる。

狙いを定めて最初に選んだ"面"の角度さえ平行で正しければ、面が研磨機に近づきお手本の線が横一本になった時、接触面が直線なら、その面に関してはどの辺もほぼ100%正しく削ることが可能だからだ。

 

削りは奥行き有りの視点で行い、辺が正しくまっすぐ削れているかを平面表示で確認しよう。

平面表示は評価が残り2%前後の細かい削りの段階で切り替えて活用すると良い。

 

奥行き表示では他の角度から見た部分が余っているように見えるが、平面表示ではその"面"が正しく削れていることが"辺"として確認出来る。

削ったら平面表示で確認しよう。

 

細かい削りは削り速度10以下でCtrlを押しながらゆっくりと。

 

急がば回れの肝心なポイント。

だいたい形を整えたら、削る速度を10以下にした上で、さらにCtrlキーを押しながらじっくりと削ろう。

 

そして、お手本の線がピッタリ被ってしまう程度まで削ろう。

平面で確認した時、0.1mmでもはみ出ていると削り足りていない。

特に虫眼鏡で鑑定をして削り評価が97%を超えているのに、ほんのりピンクで表示されている面がある場合、

 

     左:良くない例                    右:良い例

 

この例の底面のようにほんの少し、1ピクセルレベルのはみだしが仇となっている事が多い。

辺で見ればただの横1本だが、面で見ればその一面であるため、さらに削り速度を落とし、

ここがピッタリお手本の線と重なるまで削ることで一気に評価が上がる。

面倒くさがらず、そして焦らずに削り速度を落として、気持ちを整えてしっかり削ろう。

 

 

残り1%以下はお手本線の機能をオフにして形状を眺めて歪な線を探す。

 

慣れてくると、下の図のように残り0.5%がどうしても埋めれない場面がよく出てくる。

おそらくこの記事を最も必要としている人が直面している壁だと思う。

 

 

そんな時は、一度お手本機能をオフにして全体を俯瞰しよう。

 

 

当たり前のことだが、お手本通りに作れていれば評価は100%になる。

つまり、虫眼鏡の鑑定評価機能では薄っすらピンクで表示されているのに、このようにお手本からはみ出した角の線が存在する場合、"そこは絶対に余分な部分"である。

 

奥行き有りでも平面で見ても、もはやどこが削り足りていないのか分からなくなった時、

この面を下にして、とことん削り速度の設定を落とし、平らになるまでちょびちょびと削ればやがてお手本に近い面が完成する。

 

 

 

 終わりに

30万ポイントと非常に高価であるが、この右下の宝石を指で突付いているアイコンの機能は、宝石のクリックした面を研磨機と平行にするという非常に強い機能なので、どうしてもSSS評価宝石が作れない場合、お金を貯めることを優先して早めに開放するのもアリ。

必須ではないが、おそらくゲームの難易度がだいぶ簡単になってしまう機能でもあるため、頼りたくない人は他の機能から開放していこう。

 

 

 

 おまけ:日記要素

 

Steamに無量大数ある有象無象の面白くないクソシミュレーターゲームだった場合、日記ポエムと共に

「また歳を取ってしまいました。ゲームはクソゲーでしたが、歳を重ねる度に人が宝石の不変の美しさに魅入られる気持ちがわかるような気がします。老いは醜く、人の生は花のよう。」
など適当書きなぐって締めくくる記事にするつもりだったが、なかなか面白いゲームでドハマリしてしまった上にレア実績も解除できたので珍しくちゃんと攻略記事になっちゃった。

 

 

 

なんならハマりすぎてTwitterでよく流れてくるデザインアトリエカケラで傷アリor訳アリ宝石ランダムワンコイン!みたいな奴買っちゃった。

 

この2つは特にお気に入りのブルートパーズとイエローラブラドライトくん。

めっちゃ良い、めっちゃ良くて草。

 

ちなみにゲーム自体は遅めの誕生日プレゼントとして頂いた物なので(ありがとうございます)セルフDLCとか言って勝手に宝石買って勝手に金使ってる。

やはりタダより高いものはない・・・

 

短期間であまりにも画面に集中しすぎたらしく、一昨日整体に行ったら担当の先生に

「なんかした自覚あるよね?」って言われたので自供した。

 

誰かが「LAPIDARY: Jewel Craft Simulator SSS」

とかで検索した時に役に立てるといいな……