OK!批判なんて 食べちゃおう!

OK!じまんのワザ 「ほぼパクリ」

OK!名前も声も 既視感

 

 

あいつらが待ってるはず!

 

 

パルモン面白い?

ゲームの内容に関しては文句はほぼない。

そりゃ面白いゲームから面白い部分パクってきてつまらないわけがない。

 

ただ、既に料理として完成している食べ物を詰め込んだ調理方法が絶妙に上手。

完成された料理であるハンバーグ、唐揚げ、寿司、ケーキ、ビールを素材においしいカレーが作れているのは逆に感心すべきかもしれない。

 

ただ、全てが圧倒的な既視感で構成されており、新規性のある要素は何もないので、

どのようなゲームか書き記すまでもなく、

 

 

 

 

このツイート引用1つで完結してしまうため、

実際にプレイした所感を書いていこう。

 

 

チュートリアル一切不要

ゲーマーならば一度はどこかで触れたような既視感の塊のような要素しかないので、

チュートリアルが必要ない。

 

ゲームを起動して3分程度でどのような操作で何を目指すゲームなのか、

概ね"本能的に知っている"状態になる。

 

新たなインプットが不要で、あらゆる面白い要素をたっぷり摂取できる良く出来たゲームだ。

 

 

 

デザインの問題点

ただ大きな問題が2つある。

1つはもちろんデザインの問題だ。

 

これをポケモンのパクりではないのでセーフというのは無理がある。

 

ポケモンライクなゲームシステムを採用した作品はいくらでも存在する。

しかし、ポケモンの"キャラクターコンテンツとして成功したデザインの側面"

堂々とパクり散らかしたゲームは、中華のクソ広告弱小ソシャゲ以外にはそうそうない。

 

誰がどう見ても明らかにパクり散らかした上でここまで成功したゲームは皆無と言って良いだろう。

 

更に問題なのはその"エグみ"がゲームに上手く機能している事だ。

明らかにポケモン風味なキャラクターを棒で殴る、銃で撃つ、過酷な労働をさせる、

その背徳感のあるカタルシスをゲーム体験の中枢として十分に機能させてしまえている。

 

 

 

 

特にゲームを初めた序盤、後ろ姿を見て

ドキッ!!!

っとした奴が何匹もいた。

 

 

あれは……

インファイトブレイブバードとんぼがえりを使う序盤鳥最強の……!?(ムクムク……)

よかった……前から見たらギリ別人だった……

 

 

 

 

あ、あれは……デントの相棒の……!?

 

 

良かった……前から見たら別人だった……

 

 

 

君は……ポケモンではないけど……

枕元にタルの形をした爆弾を置いた記憶があるな……

モーションまんまやんけ・・・

 

 

 

波動犬(はどうけん)!?

 

 

 

 

スイクンオリジンフォルム!?!?

 

 

 

都の守り神さん!?

 

 

 

これもう5世代のランクマッチだろ……

BWリメイクの伏線か・・・?

 

 

他にもパチリスやトゲデマルのリージョンフォームやモジャンボのリージョンフォーム、

薄目で見たら100%コバルオンなど、愉快なパチモン達が大勢いる。

 

ゲームとして面白いから擁護したくなる人がいる気持ちも分からないではないが、

普通にどう考えてもアカン。

法的にはグレーゾーンと言っても、知的財産的な問題、品性や倫理のOKラインはどう客観的に見ても飛び越えている。

 

システムをパクるのとデザインをパクるのは違う。

システムをパクるのと、付加価値の塊たるブランドデザインをパクるのでは性質が異なる。

しかもそのパクリ元のブランドでは絶対にできない、"イメージを壊す事"が遊びのセールスポイントになってしまっている。

原典のイメージを損なう悪質な二次創作のようなものだ。

 

一般的にゲームの批評では、どんなに批判されたり爆死したクソゲーでも、

プレイをしていなければ、「まずはやってから文句を言え」と言われるのが道理である。

 

しかし、この作品は"悪意のあるパクリすぎるからちょっと……"と敬遠する人に対して、

「やってから文句言え」とはとても言えない。

 

ポケモンというブランドが築き上げてきたキャラクター感、世界観や信頼や信用にタダ乗りして、その世界観の倫理を破壊することを"ゲームの楽しさの核"としてるからだ。

 

"ゲームとして面白いコト" と、

"どう考えてもやっちゃいけないレベルのパクリを悪用しているコト"

は分けて考えなければならない。

 

「言うてデザインそんなポケモンじゃなくね?w」

とか言ってる目が腐ってるオタクくんは、荒野行動にでも帰って、荒野行動履歴書でも書いて、固定ツイートにしてモンストでもして寝てろ。FGOもしろ。鏡も見ろ。

目ぇ腐ってるから鏡見てもなんとも思わんか。臭いから風呂入れ。

 

 

 

AIがアホすぎる

2つ目の不満点は一転してバリバリのゲーム要素だ。

AIがアホすぎる。

 

拠点にパルモンを出して作業をさせようものなら、チェストの上に乗り身動きが取れなくなり、空腹になって病気になる。

 

または近場に生えているなんでも無い木や路傍の岩に引っかかったり、スペランカーも死なないような段差に引っかかって身動きが取れなくなりやはり空腹になって病気になる。

 

 

 

パルモンバトルでも繰り出したモンスターが敵をまともに攻撃しないことはよくある。

 

更に、最も致命的なのは敵のAIもアホすぎることだ。

 

味方のAIだけがバカならば、拠点でスタックしない工夫をしたり、何度もパルモンを繰り出して敵を攻撃させることはできる。

 

しかし、拠点を襲ってくる敵が勝手にその辺の岩や木に引っかかって身動きが取れなくなり棒立ちになったり、段差に向かって走り続けたりしているのでは、戦いになんの緊張感も生まれない。

 

相手がバカすぎてキャラクターを動かしているだけで、IQ2の相手にしているなろう系主人公になった気分になる。

「何って・・・身体を動かして段差を乗り越えただけだが・・・?」

という感覚になることが多々ある。アホ。

 

 

 

まとめ

マイクラのような文明の発展、

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのようなマップ埋め探索の楽しさ、

ポケモン等のゲット&コンプリート要素を上手に詰め込んだゲームなので、

どうあがいても面白い。

 

ただ、色々詰め込んだ分粗が目立つ部分も少々あるので、今後のアップデートでAIの改善と追加要素に期待をしつつ、株ポケにバチクソ怒られる事も期待している。

怒られろ。