「国際労働力移動のグローバル化」①
全部で400ページあります。。。
なので、ためになりそうなとこピックアップして勉強していきま~す。
まずは、この本の概要を序章を読み解きながら紹介します。
・2000年第一刷発行
<序章 国際労働力移動>
1. 国際労働力移動の概要
国境を越えて、自分の生まれた国ではない国で暮らす人。
その数、約8000万人。
そのうち難民(戦争、災害などのやむおえない事情で国を追い出された人たち)の数は1800万人。
また、毎年、外国で永住を始める人は100万人。
とにかくここで言いたいことは、
国際労働力の移動といっても、外国人労働者、移民、難民などの様々な概念の総称であるということ。
「これらを分けて考えていく必要があるんや。」という学びを得ました。
2. 受け入れが多い地域
現在、東欧を除くヨーロッパに在住している外国人は約2000万人にもなっている。
また、アメリカ、カナダ、オーストラリアには合計約3000万人。
余談 : アジアからの移民が最近は増えているそう。
3. 「人はなぜ国境を超えて移動するのか」
これには様々な答えがある。
例えば、貧困。途上国と先進国の経済格差。
資本主義世界経済への統合過程という難しい見解もある。
ただ、この本では「国の政策」という点を重要視しているよう。
人を海外に送り出す政策
逆に、受け入れる政策。
国際労働力移動は国の政策によって左右される、という性格をわすれてはならない、とのこと。
4. 課題
■移動するのは「人」であるゆえに起こる問題
①違いによる問題
国際労働力移動は、「労働力商品」である。
しかし、国際的な「人」の移動である。
人種、言語、国籍、民族、宗教、さらには文化や社会習慣の違う「人」の移動なのである。
なので、このいろいろな違いに基づく、社会的な差別や偏見などの様々な問題が起こる。
②家族の問題
母国に残した家族をどうするのかという問題。
また、在住時に家族が出来たときに発生する問題。
5. 日本の状況
ヨーロッパなどに比べると、外国人労働者に対しての抵抗が大きい方らしい。
例えば、イタリア、ドイツなどでは戦後間もないころ(1945年あたり)から、労働者不足に悩まされたため、受け入れざるを得ない状況があった。そのため、その制度も外国人労働者に対して寛容的である。
が、日本はそうじゃなかった。労働力不足が叫ばれ始めたのは高度成長期終了(1970年代)あたりから。
今も、その点遅れている。
序章は以上。