模様の映画制作会社の映画を久しぶりに観ました。
アイルランドの映画は大体この会社が制作しています。
今回の主役は「コミットメンツ」(アラン・パーカー監督)のギターリストだったのを、キャスト紹介で知りコミットメンツのサントラを取出し、名前を確認しました。
「おぉ・・・。」
なんだか、解散してしまったバンドの仲間が、活躍しているような妙な懐かしい気持ちになりました。
監督:ジョン・カーニー
主演:男‐グレン・ハンサード
:女‐マルケタ・イルクロヴァ
主役の2人は、映画の前にすでにアルバムを共同製作しているようで、きっといい出来なのだろうと思います。
う~っ、欲しい。
映画も、音楽メインで基本的な「Boy meets Girl」で作られていますが、やっぱりプロのミュージシャンの2人が主役という事もあり、聴いていて素敵な音楽です。
アイルランド独特のドラムのリズムの取り方など、聞き入ってしまいました。
ストーリーは、ハッピーエンドかそうでないかが、微妙なお話だったので、その機微も好みでした。
グラフトンストリートも懐かしく思い、海辺のシーンなんかも、ダブリンから見て左手に海があるということは、あっちの方かな?などと、勝手に想像を膨らまし、思わずアイルランドの「Once」のロケ地ツァー頁を観ちゃったりして・・・。
違ったのは、わたしのいた頃のアイルランドとこの映画の頃の違い。
妙に、グラフトンストリートを歩く人たちの服装が、高級そうなこと。そして、主演の2人は昔のアイルランドの一般的な人たちの様子だったこと。
アメリカからの観光で、一躍裕福な国になったアイルランドの歪のようなものが垣間見られました。
「毎日1杯のギネスが飲めれば、それでいいんだよ」と、冗談で言っていたおじさんたちは、どこに行っちゃったのかな・・・。
ちなみに、私は洋服をいつも「ダンズストア」で買っていました。ちょーお買い得なお店。「スーパークイン」は若干高め。それは、今も変わらないのかな?
「ドーン乳業」のヨーグルトもおいしかったなぁ・・・。
うぅ・・・。行きたいよぉ。