本日は、RシリーズR12の「悪人」を観ました。
以前の「告白」と同時期に放映されたようで、日本アカデミー賞を争ったとかどうとか・・・。
役者の良さ、ストーリーと心情の描写、映像の美しさ、やっぱり「悪人」の方が一枚上手かなと思いました。
どちらも、人間の暗い部分に焦点を当てているけれども、現代の日本人を描き、悪くいわれる人の心が決して汚れているわけではないということをつくづく感じた。
もちろん、殺人はいけない。
それは罪になるだろう。
けれど、追いつめられて、逃げ場を失って、自分を見失って・・・。
そして、犯してしまう罪。
心が美しい人ほど、陥る罠がある。
人は、弱いものだ。
どこかで迷い込んだ道が、裏目、裏目に出てしまうことがある。
だけど、やり直す事だってできるんだ。
ラストのクライマックスの辺りは、どう取るかは人それぞれだと思った。
映画は、人によって受ける印象が違うもんだねェ~