「またか」感じる違和感は、常に壇上にある。
デンマークの例は、そのままノーマライゼーションなのか?
あっ、「ノーマリゼーション」ね、ははっ。
行き過ぎた待遇は不自然な自由と「しあわせ」を呼ぶ。
全てが、枠の中で作られた理論として展開される日本のそれは、 全て横並びにされる。
高いところから、こっちへ来いと呼んでいるように感じる。
唯一同感できた回答「幸せってなんだろうと考えなくていい世界」
それこそが、ノーマライゼーションだろう。
考えないとならなくなったのは、行き過ぎた人間の発達。
経済や科学や医療の発達が生んだ。
淘汰されるものも、生きようとするものも、それによって病んだ。
科学や医療の発達で、利己的な欲望が強い種だけを残すことを許さなくなった。
北欧のノーマリゼーションの裏で、不妊という矛盾が深刻になっている。
子孫を残す力のない遺伝子。
植物や、動物は何世代で淘汰されるんだったろうか?
それとも、空気の層の薄い北欧が、太陽風の影響で遺伝子に悪さをしているのか?
いずれにしても、「しあわせ」を考えなくていい時代ではなくなっている。
これからの世の中は、大きく変わっていくだろう。
制度だとか、そういうものではなく、思考が変化していくに違いない。
今まで、ミクロ経済の中での「ゲーム理論」が、マクロ経済で起きて来る。
「このやりかたで、本当にいいのか?」
誰もがジレンマを感じ、同じ方向を向いていくに違いない。
その時、本当にノーマライゼーションが当たり前になる。ただし、そこには比べる尺度はなく、あるのは「ありのまま」の姿だけ。
なぁーんて、そんな世の中見られるのだろうか?