今日は、バレエの発表会の申込みの最終日。
今年の発表会には、出さない事に決めました。
工面すれば何とかなるんだけど、一番は子供達のやる気に疑問を感じ続けていたから。
発表会と言っても、子供達のバレエ団は、子供と大人の共演で舞台を作っているので、公演と言ってもいい内容です。
毎年テーマがあって、先生が構成を考えて、そして、その日まで練習です。
家の子供達は、お稽古以外に練習をしません。何度もストレッチとプリエだけでもやることを、忠告したのですが、結局この1年間殆どやりませんでした。
だから、月曜日に最後の忠告をして、今日までの間に努力を感じたら、出してあげると言いました。
結果、今までやるように言っていた内容をだらだらやっただけ、本当にバレエの舞台に立ちたいと、思える行動はしてもらえなかった。
私は、体調も良くヘルニアも最近は悪さしないので、時々ひとりの時に、ストレッチから、プリエや、アダージョや、ピルエットの練習を密かにやっています。
舞台に立てなくても、踊りたいのです。
もし、子供達の歳にバレエを出来る環境だったら、どんなに夢中になっていたか。
幼稚園の時に、憧れたバレエを「音楽に合わせて舞う」という行為を絶対に嫌った母に反対された。
今考えると、背景にあるのは金銭的なものでなく、母の宗教的な理由があったように思う。
だから、逆に変に期待をかけて子供達にバレエをならわせた。
私の母のエゴ、私のエゴ、犠牲になる子供達。
それでも、努力をみせれば先生に頼み込んで、途中参加させてもらう。
それが私にできる、エゴの押し付けでない証。
本当に子供達は、バレエをやりたいのかのテストをしている。