精神的に安定していたので、バリバリ働いていた頃の冷静で論理的な対応に、専務と人事課長はちと感情的になっていました。
圧迫面接で感情コントロールをテストしたみたいですが、非論理的な発言に感情的になっても仕方ないので、「意図しているところが解りかねますが」と言うと、そもそものうつ病になったきっかけを作ったのが、私だから職場放棄して単身先から帰って来なければならなくなった責任が、社員行動規範に反するケースに値するか検討すると言う事でした。
プライベートでの人間関係のもつれで、発病したことが、社員として人間として、赦されないことをしたんだろう。と言う答に同意させたかったみたいです。
人間としての過ちを会社が裁く。
主治医に話したら、人権問題だそうです。
そして、賞罰委員会なるものがあって、そこで決定して処分の有無を決めるが、それでいいかと聞かれたので、「退職するつもりです」と言ったら、大慌てでしたネ

復職を前提に休職させていたんだから、との説明に「明日で傷病手当ての支給が打ち切られるので、生活の事を考えると、辞めざるを得ません」専務の慌てた顔が印象的でした。
人事課長に確認して、遅すぎた対応に困惑してました。
なぜかと言うと、会社案内の作成の指揮を執ったり、会社の顔になる表紙のデザインを考えたり、専務とは一緒に仕事もしていたので…。
管理職になったのも、発想力の違いが他の人より優れていたから、色々な仕事を本業の営業以外にもやったからなんでした。
面接が終わって、「本当のところは、どうなんだ」と、専務にオフレコで聞かれました。
「食品を扱う仕事は、大好きなので辞めたくはないです。だけど、仕方ありません」涙を必死で堪えました。
今日の午後、辞表を出しに行きます。お世話になった部署にお礼を言って(展示会で誰もいないけど)、会社を静かに去ります。
いすれ、忘れ去られるでしょう。
新しい、出会いが膨らむために、失うものもあるんだなぁ…。
心通わせ特別な存在で、私の中にはあるけれど、人はその時の感情を失って行くものなのねー。
私には、そういうの苦手だわ。いつまでも、心にこびり付いてる(^_^;