
こんな日は、屋根から道路に落ちて山になった雪を、道幅を広げるために日の当たる所に崩します。
この数日、あまり天気が良くなくて、身体を動かさなかったので、ちょいとひと運動しました。
上の方の柔らかい雪をどけると、凍った固い雪が出てきてなかなか削れません。
一生懸命に削りながら、ふと思います。
津波の被害にあいながら、かろうじて崩壊を免れた家は、同じように泥や瓦礫をスコップで取り除いているのだろうと。
自分の住居に関わることだけに、必死で頑張っているのだろうと。
同じように、スコップを動かしながら、お世話になっているお宅のお手伝いをしていることで、震災の被害にあった人達への、贖罪にはならないだろうか。
何もお手伝いできない自分を、やっぱり考えてしまいました。