教員採用試験に向けて今からできる準備
こんにちは、うさぎです🐰
今回は、特別支援学校の教員を目指す学生さんに向けて、今から始められる準備を紹介します。
📘 1. 教職教養と一般教養の基礎固め
都道府県によって出題傾向は異なりますが、まずは「教職教養」と「一般教養」の基本を押さえましょう。
- 教育原理・教育史・教育心理・教育法規
- 国語・数学・理科・社会・英語の基礎
1日30分からでもいいので、継続的に取り組む習慣をつけておくと後がラクです。
🧩 2. 特別支援教育の基礎知識を学ぶ
「特別支援教育の全体像」を理解することが、志望理由や面接対策にもつながります。
- 障害の種別と特性(知的・自閉症・視覚・聴覚など)
- 個別の教育支援計画(IEP)や合理的配慮の考え方
- インクルーシブ教育の動向
文科省や教育センターのサイトにある資料もおすすめです。
📄 3. 論作文の練習を始めておく
論作文は短期間で上達しにくい分野。
今のうちから「書くことに慣れておく」だけでも大きな差になります。
テーマ例:
- 「子ども理解」についてあなたの考えを述べなさい
- 「チームで支える教育」の意義について
- 教員に求められる資質とは何か
PREP法(結論→理由→具体例→再結論)で構成すると、読みやすい文章になります。
🎤 4. 面接対策:日常から「言葉にする」習慣を
面接で自分の考えを自然に伝えるには、日頃から「なぜそう思ったか」を言語化する練習が役立ちます。
たとえば──
- 授業やボランティアで「うまくいったこと/いかなかったこと」を振り返る
- 教育ニュースや記事を読んで、自分の意見を持つ
友人と模擬面接をするのもおすすめです。
📚 5. 実習や現場体験から「引き出し」を増やす
受験では、子どもと関わった経験が非常に重要になります。
たとえ小さなエピソードでも、「自分が何を感じ、どう対応したか」が語れるようにしておきましょう。
現場の先生から話を聞くことも学びになります。
地域の特別支援学校や学童保育、放課後等デイサービスでのボランティアも検討してみてください。
💡 6. 自己理解を深める
教員として働くうえで、「あなた自身がどんな人間か」を知ることも大切です。
- 自分はどんな時に頑張れる?落ち込む?
- 人と関わる時、どんなことを大切にしている?
- どんな子どもと関わりたい?
自分の軸や価値観を言葉にできるようになると、面接や志望理由にも深みが出ます。
📣 まとめ
- 毎日少しずつでいいので、継続的な勉強習慣を
- 特別支援教育の「現場感覚」を身につける
- 自分の経験や考えを「言葉にする」力を育てる
試験に合格することがゴールではなく、子どもたちと向き合い続けるための準備期間です。
焦らず、少しずつ自分を育てていきましょう。