志望動機はどう書く?特別支援教育らしいエピソード例つき
こんにちは、うさぎです🐰
今回は、「特別支援学校の教員になりたい理由って、どうやって言語化すればいいの?」という疑問にお答えします。
採用試験でよく問われる「志望動機」の書き方と、特別支援らしいエピソードの具体例を紹介します。
🎯 志望動機で見られるポイント
特別支援学校を志望する学生の志望動機では、主に次のようなポイントが見られています:
- 特別支援教育への理解と関心があるか
- 特別支援学校の役割や子どもへの支援を理解しているか
- 自身の体験や学びと志望理由がつながっているか
「障害のある子どもが好き」だけではなく、「なぜ特別支援でなければならないのか」を伝えることが大切です。
📘 書き出しのポイント
志望動機の最初では、きっかけや体験を書くと印象に残ります。
例:
私が特別支援教育に関心をもったのは、大学2年生の時に参加した知的障害児向けのボランティアがきっかけです。
このように自分自身のエピソードで始めると、内容がリアルになり、説得力が増します。
✍️ 特別支援らしいエピソード例
以下に、実際に使いやすいエピソード例を紹介します:
- 特別支援学校の教育実習で、言葉が出にくい子が笑顔で関わってくれた体験
- 発達障害のある弟や親戚との関わりの中で感じた「支援の力」
- 放課後等デイサービスのバイトで、子どもの「できた!」を支援した喜び
例文:
教育実習で、絵カードを使って気持ちを伝えてくれた子がいました。最初は視線も合わせてくれなかったのに、毎日少しずつ距離が縮まり、実習の終わりには「先生また来てね」と声をかけてくれました。この経験から、一人ひとりに寄り添う支援の大切さを実感しました。
このように、自分が何を感じたか・学んだかを丁寧に言語化しましょう。
🧩 書くべき3つの要素
志望動機には、次の3つの要素を入れると伝わりやすくなります:
- きっかけ(体験や関心をもった理由)
- 考えや学び(それに対する気づき・価値観)
- 今後の目標(どんな教員になりたいか)
例:
私は、子ども一人ひとりの可能性を信じ、その成長に寄り添える教員になりたいと考えています。特別支援学校は、子どもが安心して過ごせる「居場所」となる存在です。私もそんな教員の一人として、子どもたちと共に歩んでいきたいです。
🔍 NG例と改善ポイント
NG例:
私は人と関わることが好きなので、教員に向いていると思いました。
→このように抽象的すぎる表現や、一般的すぎる動機は印象に残りません。
改善例:
私は、支援が必要な子どもたちと関わる中で、相手に合わせた関わり方や環境の工夫がいかに大切かを実感しました。教員として、その子の「できる」を見つけ、支える存在になりたいです。
📣 最後に
志望動機は、「どれだけその職に就きたいか」だけでなく、「なぜあなたがその職にふさわしいか」を伝える場でもあります。
等身大の言葉で、経験と学びを誠実に伝えることが、何より大切です。
次回は「模擬授業って何をするの?準備と心構え」についてお届けします!お楽しみに🐰