1985/12月号の雑誌「ティーンアイドル」にクラッシュに関する記事がありましたので引用します。
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「やりィ!! はじめてのレギュラー番組だぜ!」
ラジオ「クラッシュ・ギャルズ旋風!!」でいいたい放題
「いままでは、他人の番組ばかりだったから、キャーキャーやるにしても遠慮があったけど、こんどはなんつったって、自分たちの番組さ。スケベな話だろうが、バンバしゃべっちゃうぜ。」
なんともブッソウな、うれしいようなことをいっちゃうのは、ライオネス飛鳥と長与千種の二人。10月20日から初のレギュラー番組「クラッシュ・ギャルズ旋風!!」(文化放送・毎週日曜夜8時30分~9時)がスタート。バリバリに燃えてるんであります。いったいどんなあんばいか、初録音を視察しようと文化放送の8スタにいってみたら・・・いましたねえ、いました。
前日は体育の日で、二人は極悪同盟のダンプ松本&ブル中野と、後楽園ホールで死闘をくりひろげた。で、飛鳥は脳しんとう、千種はケガしてるヒザをさらに痛めつけられて、ともに満身創痍の状態。
「きのうの試合の内容? まるっきりおぼえてないんだよね。いまも頭がパーです。」と、疲れぎみの飛鳥に対して、千種は「DJ、DJ!」と、元気いっぱい。
そんなわけで番組の録音がはじまったんだけど、台本はあるものの、話はあっちにとんだりこっちにいったり。第1回めをのぞいた感じでは、あっちのほうにはウンチとか下ネタがあって、こっちの側には牛丼とかの食べものがあるみたい。いかにもハリキリ娘なのです。
二人もいってました。
「この番組で、クラッシュの実態がわかる。」
そうそう、いっちゃん笑えるのは、連続ラジオドラマ「愛の十字路」。千種が不幸のかたまりのような少女を演じ、飛鳥がその少女をいじめるかあちゃんやら、ボーイフレンドやら、一人で何役もこなす。もう、くさいセリフがバンバン出てきて、そりゃたいへん。
「笑っちゃうタイトルだね。」(飛鳥)
「クセになっちゃいそう。」(千種)
わかりますねえ、その気持ち。だけど、飛鳥にひとつだけ不満が――。
「なんで千種ばっかり、いい役なんだよう。クソッ、クソッ。こんど、ディレクターと話をつけてやる!」
この番組では、「性の悩み」とか「クラッシュに関する質問」など、いろんな相談にものってくれるから、全国のよいコのみんな、ドンドンハガキを出しておくれ。もしかしたら、二人の知られざる一面が見られるかもよ。これからが、楽しみ、ネ。
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クラッシュだけの初のラジオ番組が1985/10/10からスタートしたようです。
その名もラジオ「クラッシュ・ギャルズ旋風」です。
もちろん私はどのような番組なのかは知りませんが、当時は比較的深夜ラジオが流行っていて、若い人は聞いていた記憶があります。
この番組でも長与がハッスル。いい役を与えられる長与に嫌味をいう飛鳥。もっともこれは冗談で話していると思いますが、だんだん深刻化してくるので、積み重なっていったのかもしれませんね。
