1985/11 雑誌「ティーンアイドル」恐怖! これが新極悪の実態だ | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

1985/11月号の雑誌「ティーンアイドル」に極悪同盟が掲載されていましたので引用します。

 

 

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恐怖! これが新極悪の実態だ


1985年4月24日、茨城県鹿島でのダンプ松本クレーン・ユウの試合は、関係者も身の毛のよだつほど凄惨をきわめた。極悪同盟として、ジャガーやデビル、クラッシュ・ギャルズらを相手に悪のかぎりをつくしてきた二人の対決は、流血試合となり、ノーコンテストの試合後、ユウは体力の限界を理由に引退し、レフエリーとして再出発することに。この日から、新極悪同盟が生まれたといってもさしつかえないだろう。
 

その文字どおり盟主であるダンプ松本は、本名松本香。昭和35年11月11日埼玉県熊谷市生まれ。とくい技は、ヒップドロップや、ラリアート、ボディーアタックなんだけど、それよりなにより、対戦相手がおそれるのは、あの凶器攻撃だ。大阪城ホールで千種を血まみれにしたハサミはもちろん、センヌキからイス、チェーン、ヌンチャク、竹刀、鉄パイプと、ダンプにかかればさわるモノすべてが凶器と化すといったあんばい。
「これからの作戦?バカ野郎、そんなモン、秘密だよ!」

サングラスの奥で不敵にわらうダンプの目は、しかし、つめたく光ってたりするからコワイ。

このダンプとタッグを組んであばれまわっているのがブル中野。本名は中野恵子、昭和48年1月8日生れて埼玉県川口市出身だ。「メークしたとたん、人格変わるね、アタシ。なんか、新人時代になぐられたことや、今までのウラミツラミをおもいだしちゃって。客の"帰れ"コールにも、くやしくて涙がでてきちゃうくらい燃えるんだ。」
そんなブルも、かつては気が弱くて、ダンプに、
「もっと情けをもたずにヤレッ!」
と、ずいぶん説教されたとか。

「だから、いまは、おもいっきり憎まれたいね。とにかく、相手がダレだろうと、リングでたたきのめしてやりたいよ。」
と意欲マンマン。
言葉づかいも、低くドスをきかせるようにして、すっかり極悪同盟の切り込み隊長になりきってるのだ。

さて、ファンのキミたちは、最近、ダンプやブルのペインティングに変化があらわれているのを、見落としてはいないだろうな?カオや太モモにクモの絵などが描かれ、迫力がアップしているのだ。これらを描いているのが、つい最近、極悪同盟に加わったコンドル斉藤。本名斉藤真知子、昭和42年8月11日生まれの大阪府守口市出身だ。(ちなみに、このページのイラストも、コンドルの手によるものです。(THANK YOU!)

「アイツは、極悪といっても、まだ新米。これからビシビシきたえていく。」

ダンプの言葉はキビシイが、髪を金髪に染め、毒々しいメークをするようになってから、ファイトもいちだんと極悪らしくなってきたようだ。

「理屈はいらない。とにかく、相手が全滅するまで戦うだけだ。」

ダンプは力強く宣言する。ブル、そしてコンドルをしたがえた新極悪同盟が、さらに凶暴さをヒートアップさせることは確実だ。
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クレーン・ユウがレフェリー転向したあとの極悪同盟を「新極悪同盟」と本誌では話しています。

確かに2枚看板から、ダンプの独裁になったことでこれまでの大きく変わりました。

85年の新人が極悪同盟に入ってからは影武者軍団も作りましたし。1984年とは様相が違っています。

 

コンドルが本誌のためにダンプとブルの似顔絵を描いていますので、拡大しみてます。

 

 

 

どちらも特徴をうまくとらえています。