1985/11/8 週プロでみる「戸田市スボーツセンター 飛鳥・立野vsダンプ・アギラール」 | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

1985/11/26号の雑誌「週刊プロレス」に試合の内容がありましたので引用します。

 

1985/11/8 戸田市スボーツセンター 飛鳥・立野vsダンプ・アギラール

こちらの試合です。

 

 

 

 

 

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この日から女子プロレスは新人王トーナメント2回戦に突入。1回戦をシードされた西脇が、評判通りの力をみせ神崎を押さえ込み、準決勝進出"一番乗り"を果たした。メインは飛鳥、立野組対ダンプ、アギラール。長与は先週号でお伝えした通り、この日も欠場。
 

このところ影武者軍団まで登場させ、乗りに乗るダンプは、またもや放送席のマイクを取って飛鳥を殴り、竹刀を持ち出すなど、やりたい放題。立野はアギラールにつかまるし、飛鳥ひとりの力ではとても極悪同盟の力を押さえきれない。闘いは完全にダンプのペースで、最後の場外決戦ではダンプに挑発された長与がついにフェンス外から乱闘に加わるシーンもみられた。試合後「今日の試合は)こと忘れて下さい」と飛鳥は語ったが、誰よりもこの試合で納得できなかったのは、飛鳥自身だっただろう。ダンプのレスラーとしての実力は確かに凄い。だが、ダンプの個性があまりに強すぎるため、対戦した選手の持ち味は、まったく消されてしまっているのだ。
 

この日飛鳥の見せたシーンで印象に残ったものは、ダンプにしかけたジャイアント・スイングと立野と共に決めたサソリ固めだけだ。むしろ前座で闘った山崎、小倉、中野、斎藤らの力が光って見えたと感じたのは、記者だけではなかったと思う。果たしてこのダンプの勢いを止めるのは、飛鳥か長与か、それとも大森であろうか?

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1984年の中盤あたりの試合からずっとそうなのですが、ダンプと試合をすると、相手の選手は反則攻撃や阿部四郎のえこひいきレフェリング、集団戦法によって、選手の特徴をかき消されてしまいます。これがダンプの試合の特徴ですが、相手選手にとっては自分のアピールがロクにできないので対戦しづらかったでしょう。長与はエンターテインメント寄りだったので良いのでしょうが、飛鳥やジャガーのようなプロレスの技で魅せたい選手には辛いところです。

 

この記者はダンプの試合が、どの試合も似たような感じになってしまうため、ブルや斉藤の試合のほうが光があるように見えると書いています。ストロングスタイル重視では無理もない感想かもしれませんね。

 

写真を拡大してみます。