1985/9/28 古河市立体育館 クラッシュvsダンプ組 週プロ10/15より | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

1985/10/15号の週刊プロレスに、「1985/9/28 古河市立体育館 クラッシュvsダンプ組」の試合の模様がありましたので引用します。

 

 

---------------------------------------------

タッグリーグ・ザ・ベスト'85 

9月28日 茨城県古河市立体育館

 

クラッシュ、極悪を粉砕! 

決勝戦でダンプ組、山崎組の勝者と対戦だ!!

 

女子プロ、タッグリーグの最終戦の組み合わせがついに決まった。 決勝戦進出を賭けた大詰めの大一番、クラッシュ対極悪同盟の対決は、以外にも静かな展開で始まった。何故かと思ったら、長与がやけにサッパリした顔をしている。 髪切りマッチの因縁は、タッグには持ち込まない・・・という長与の気持の現れなのだ。 そしてそれは、 ダンプの心をも純粋にしていった。 26日の大宮大会で、モンスターに場外でボディースラムを食った中野は、腰を激しく強打。この日も水着の下にぶ厚くサラシを巻いての登場で、腰を伸ばして歩く事ができなかった。
 

ダンプにヌンチャクを放り投げられ、手にする中野。だが飛鳥に腰を蹴られ、倒され、キャメル・ クラッチを決められた。痛さのため絶叫する中野。ダンプは叫ぶ。 「オイ! お前が持っているヌンチャクは何のためにあるんだ! 叩け!叩け!」 あんなに必死になるダンプは、ユウとのタッグ 時代には見れなかった事だ。極悪には極悪なりの師弟愛があるのだ。 だが、最後は力尽きて、クラッシュの連続ドロップキックに沈んだ。 

 

そしてクラッシュは29日の神奈川 愛甲大会で永友組を破り6点。 この結果、5点同士の極悪と山崎組が決勝進出をかけ闘い、その勝者がクラッシュと優勝を賭けて闘うことになった。
 

さあ、いよいよ10月10日、後楽 園ホールでタッグリーグ・ザ・ベストはフィナーレを迎える。
優勝候補に挙げられていたジャガー、大森組だが、横田が思いも寄らない負傷を負い、チームは戦線離脱した。
9月25日、多摩川べりでテレビ番組の収録を行っていた横田は、 高い所から手をすべらせて落下。 足場の悪い所に、ねじるように左足首をはさんでしまったのだ。 

 

当日の千葉・四街道大会は欠場し、翌日の大宮大会、クラッシュとの対決に、決死の覚悟で臨んだ横田。だがこの日も歩行すら困難な状態で、さらにクラッシュが左足首を集中して攻めたため、横田はその日以来、試合に欠場。復帰の見通しは、まったくたっていない。 だが、この横田負傷により、一 番寂しい思いをしたのは大森だろ う。26日には助けようにも助けられない横田と組み、リング上で悔涙を流した大森を見て、クラッシュまでも心を揺さぶられていた。 このリーグ戦は飛鳥、横田、中野と最後まで負傷者が続いた。最終戦では何も起きなければよいが・・・。
---------------------------------------------

 

ジャパングランプリの対モンスターリッパー組の試合で、ブルが場外のボディスラムで背中を強打して負傷していました。思ったよりも長く後遺症が続いたようで、次のクラッシュ戦でも背中を曲げることができなかったようです。

「ブル、ヌンチャクを使え」とダンプが励ましたことについて、「ユウとのタッグには見られない師弟愛がある」と皮肉まじりに書かれています。

また、ジャガーはテレビ収録のときに足首を痛めて負傷したとあります。テレビ番組で負傷してしまってはジャガーにとっても不本意だったでしょう。

 

写真を拡大してみます。