1980/8/12 雑誌「週刊ファイト」将来のジャッキと期待のライオネス飛鳥 | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

1980/8/12の「週刊ファイト」に「飛び出せ!ヤングホープ」としてライオネス飛鳥のフレッシュ紹介記事がありましたので引用します。

 

 

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飛び出せ! ヤング女子プロホープ

北村智子

 


ニグループ制で新たなスタートを切った全日本女子プロレス。 ジャッキーをリーダーとするAグループは東北、北海道を転戦し、ナンシー、ルーシーを中心とするBグループは山陰地方を巡業している。そして特訓を終えた合計十一人の新人達も、二つのリングに分かれて実戦を行ない、早くもリング上で赤い火花を散 らしている。女子プロレスでは毎年春に新人王決定戦を行なうな ど歌手の新人並みの期待が集められているが、今年は各グルー プの選手数の関係から新人も上の試合で起用されるケースが多く なり、それだけに期待は例年になく大きい。また、それに応えな ればならない新人達もたいへんなわけだが、その明日のスター を夢みる女子プロのヤングホープ達をひとりひとり紹介してい こう。まずトップバッターは、Aグループ所属の北村智子。
 

新人王候補の最右翼

近い将来ジャッキーのライバルに

 

現時点において新人王の最有力 候補といわれるのが北村智子だ。 5月10日・大宮スケートセンター でのデビュー戦では、同じく新人 の奥村ひとみ、師玉美代子と戦 い、全くのワンサイドで連勝し た。パネのきいた破壊力の大きい ドロップキック。ジャッキーばりのカウンターキック、豪快なジ イアントスイングなど、ひと つひとつの技が生きている。また スモール・パッケージなどのフォ ール技もがっちりと足をフックさせ、確実に勝つレスリングを身に かけてきた。
北村は昭和38年7月28日生まれの16歳。埼玉県蓮田市の出身 デビュー戦当日は蓮田市長も観戦。境内には"世界の王者めざ 北村智子"の垂れ幕もかけら るなど、地元の期待も大きい。 中学校時代にはバレー、パス ットなどで活躍。54年4月県立蓮田高校に入学後、 女子野球ニュー・ヤンキースにも練習生として 団していた。「野球は団体競技な ので、仲間と助けあってのチーム プレーが大切です。でもプロレス は自分に勝たないとダメです」
幼いころから男の子の中に入り 遊んでいたためか、北村は見るか らにボーイッシュ。ジャッキーに よく似たルックス、レスリング・ スタイルもジャッキーの分身のよ うだ。

 

「ビューティ・ペアの試合を見て無欲だった自分に"ジャッキーのようになりたい!"という目標ができた」と入門の動機を語る 北村は一七〇センチ、六六キロ。 いま伸 ひざかり育ちざかりである。
最近ではメーンのタッグ・マッ チにもジャッキーと組んで出場し 成長もしいことに堀あゆみと の"ジャンボ・ペア" は、未完成ながら将来が楽しみな存在だ。 二つのグループに分かれる際、ジャッキー(Aグループ)と松永俊国氏(Bグループ代表)が北村争奪戦を展開したエピソードもある。5月中旬 伊豆白浜での新人強化合宿 の時点で他の 新人を一歩も 二歩もリードしており、松永氏も「ジャ ッキーのライ バルに北村は 必ずなれる。 絶対にチャン ピオンに育て上げる」と、 絶賛する。
野球で鍛え 足は安定 感があり、プ ロレスに通し た体型をして いる北村だ。 

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ライオネス飛鳥が入団当初から、同期の中でもバツグンに期待されていた存在であることが分かります。将来のジャッキー佐藤、これ以上の誉め言葉はないでしょうね。