1985/5/25 雑誌「週刊現代」極悪特集その② ダンプ&ブル編 | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

その①の続きです。

 

 

 

 

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チェーンを首に巻きつけて引っぱり回す。目に指を突っ込む。アキ缶、 バケツで殴りかかる。さらにはフォ ークを持ち込んで体に突き刺すなど 極悪の限りをつくす。
 

そんな「極悪同盟」三人組から、 突如クレーン・ユウ(22歳)が脱退 した。故障、結婚、その原因は、い ろいろ取りざたされたが不明。本人が今後レフェリーとしてリングに上がることだけが明らかにされた。 さて、残ったダンプ松本(24歳)と ブル中野(17歳)。メンバーが減ったことなどお構いなし。無法ぶりをま すますエスカレートさせている。 

 

「プロレスはケンカ。勝つためには手段を選ばない」といってのけるダンプがリングに上がるだけで、会場を埋めつくした女子中・高校生から 「帰れ、帰れ!」のコールがわき起こり、それに刺激を受けて、ダンプの 極悪ぶりにも、拍車がかかるというわけだ。

もちろん、テレビで観戦しているほうも、ボルテージは上がる 一方。金髪ヘアに、異様なメーク。 素顔は黒いサングラスで隠されてい る。「もう、電車になんか乗れないね。 買い物だって、オチオチできゃしない」と、プライベートでも、極悪イメージを損わないように心がけていいる。
 

また、ブル中野は、まだあどけな さの残るピチピチギャル。しかし、 この二月、極悪同盟に加入する際、 「ワルになり切るために」と半モヒカ ンヘアに。「本来の性格は、臆病でオドオドしてるんです。でも、メークしたとたんに勇気が出る」と、ただいま極悪修業中。
絶妙の新コンビ誕生である。
 

現在、女子プロレスは第三期の黄金時代。第一期は、マッハ文朱が登場した昭和五十年。さらに第二期が 昭和五十二年のビューティ・ペアの 時代である。そして第三期のブームを支えているのが「新極悪コンビ」 とクラッシュ・ギャルズ。
無法コンビの反則の連続にライバ ルたちの悲鳴も聞こえてきそうだ。 「体、もちましええん」と。

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この頃はもうダンプは電車に乗ろうものなら、一発で周りに気づかれてクラッシュファンに詰め寄られていたでしょう。テレビを見ている人は「ダンプ=クラッシュをフォークで切り裂く悪魔」でしたからね。ブルも意外と危険だったのかもしれません。

 

続いてブルの写真。かなり数多くの写真が特集されています。

 

 

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六畳一間のアパートから、最近八畳のワンルームマンションに"出世"したブル。インテリアはピンクで統一。

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ブルは極悪入りで人気が出てから、家賃月にウン十万のマンションに引っ越したとありますが、この部屋がそのワンルームマンションのようです。飾ってある写真は男子プロレスの写真でしょうか。(吉川晃司ではなさそう)

 

また大量の帽子のコレクションがあります。

半ハゲになって町を歩くときは、帽子をかぶっていて、たくさん購入していたらコレクションのような貯まったんですかね・・。

 

 

 

 

「ぶるちゃんねる」の長与千種の回で、長与が「トイレに行ったらブルがいて、洗面所でハゲの部分を必死にカミソリで沿っていたのを影でジッとみていた」と話していました。

3日に一度はカミソリで綺麗に剃り上げていたようです。

 

 

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素顔はすごいタレ目。「ちょっとでも笑うとイメージがくずれるから、笑えないのがつらい」と、極悪ポーズ。

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ブルは「パンダ」と呼ばれていましたから、笑うとすぐにパンダに戻ってしまうわけですね。ヒールとして苦労としていたころのエピソードです。