1985/3/15 スプリング・センセーション'85がスタート | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

リングスターVol.23と、1985/3/28発売の週刊ゴングに「フジテレビ杯争奪ジャパングランプリ・スプリング・センセーション'85」のスタート記事がありましたので引用します。

 

 

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3月15日から開幕した スプリングセンセーショ ン'85の呼び物は、なんといっても「フジTV杯争奪個人別総当たりリーグ 戦」 デビル雅美、クラッシュギャルズら10選手がそれぞれシングル戦を総当たりでリーグ戦を展開す成以来、初めて対決する るのだから大変。

デビルーダンプの因縁の一戦を始めクラッシュの飛鳥と長与の対決もあり、ファンにとっては見逃がすことのできない好カードで目白押し。しかも優勝者はメキシコ遠征中のジャガー横田の帰国を待ってWWWA製シングルに挑戦することになるから、各選手も大変な張り切りよう。

特に今回クラッシュ結成以来、初めて対決する飛鳥と長与は「お互いに頑張ろう」と励まし合っており「リーグ戦以外はクラッシュギャルズとしてペアで戦います」と宣言している。

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全日本女子プロレスの新シリ ーズ「スプリング・センセーション'85」の日程が別表の通り決定した。このシリーズで目玉と なるのは日本人選手による総当たりリーグ戦だ。クラッシュ・ギャルズ、極悪同盟をはじめとす る主力選手10人による大会だけに、このリーグ戦は女子プロレス実力No.1決定リーグ戦といっていい。この試合日程も、一部だが別表の通り決定している。 また、もう1つの大きなポイ ントは4月2日、愛知県体育館において行なわれるWWWA世界タッグ選手権試合、極悪同盟vsクラッシュ・ギャルズの一戦 だ。2月25日、大田区体育館で行なわれたタイトルマッチで、ファンの願いが裏切られるかのように選手権がクラッシュ・ギ ャルズから極悪同盟の手に渡ってしまった。
 

試合後、敗北を喫した長与千種は自分の失態をファンに両手を合わせて詫び、タイトル奪回を誓ったものだが、果たしてこ の4月2日のタイトル戦で、ファンとの約束を果たすことが出来るかどうか、注目したいところだ。
リーグ戦の方は、長い間女王として君臨していたジャガー横田がメキシコ遠征しているので、その座を争うという形になりそうだ。これまで、横田を追う存在として一番近くにいたの はオール・パシフィック・チャンピオンのデビル雅美であろうが、ここ数ヶ月でハードなトレ ーニングとスケジュールをこなしてきたせいか、全選手がレベ ルアップしているので、リーグ 戦の展開は予想がつかない。

このリーグ戦は参加全選手が 総当りで対戦するということなので、どうしてもクラッシュの シングル対決と極悪同盟の仲間同志の対決がクローズアップされてくる。極悪同盟の松本vsC・ ユウ戦は4月26日に予定されているが、クラッシュの飛鳥vs長与戦は未定で、6月ごろが予想される。
いずれにしてもこのシリーズ は、ファンとしては楽しみなカ ードが続出しそうだ。

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対戦カードを拡大してみます。

 

 

 

重要なところはピンク色にしています。

この「'85スプリング・センセーション」は振り返ると、ダンプにとってはかなり重要な出来事が起こったシリーズです。

初戦の大森ゆかり戦も重要ですが、特に4/26の鹿島でのクレーン・ユウ戦は、ダンプ松本にとって改名後に起こるターニングポイントです。いわば1984年に極悪同盟を立ち上げて「第一部完」というべき試合となります。

 

 

 

 

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先日、極悪同盟のブル中野が これまで保持していた全日本ジュニア選手権を返上したが、この空位となった同王座を廻って 6人の選手がトーナメント方式で別表の通り争うことになった。 "スプリング・センセーション'85" 開幕の15日、松戸大会でス タートし、4月6日、東京・後楽園ホール大会で決勝戦を行なう予定。
ここで注目したいのはシードされている元ジュニア王者の小倉と、'84年新人王の小松の存在 だ。小倉は昨年、タイトルを失ってからラフ戦法を身につけ、 クラッシュ・ギャルズなどのパートナーを務めながら着々と実力をつけてきた。小松も横田のパートナーを務めるなどで、極悪同盟とも対戦を重ねている。 まず、この2人が新王者候補の上位に挙げられるだろう。
だが、一度負けたらそれまでというトーナメントだけに要注意だ。残る永友、 加藤らがどんな奇襲をかけるか。注目したい。

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ジュニア選手権はブル中野が返上したために、83年組と84年組の争いになりますが、小倉が一歩リードしていており、優勝したと思います。

中野は83年組ではただ一人「スプリング・センセーション'85」の本選に出場しています。ここで小倉との実力差が大きく開いたのではないかと思います。

 

また同号にはネタとして、ひょうきんプロレスも掲載されていました。

 

 

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2月25日、大田区体育館は2 大タイトルマッチで多くの話題を呼んだが、そのタイトルマッチが始まる前にもとんだハプニ ングが起こり、ファンを驚かせ、 喜ばせた。
クラッシュ・ギャルズが男っぽいスーツ姿でリングに登場して、新曲「嵐の伝説(レジェン ト)」を熱唱。カッコいいクラッシュの歌にファンが狂気するが、 そこへ、ナント、
極悪同盟が乱入してきたのだ。試合中の乱入ならば、クラッシュの2人もすぐにファイティングポーズをとれるのだが、ここはスーツ姿だ。とうとうクラッシュのピンチか・・。


ところが、よく見るとその極悪同盟の正体はフジテレビの人気番組「オレたちひょうきん族」 のひょうきんプロレスのメンバ だったのだ。これに気づいた長与と飛鳥は安心して大はしゃぎ、リング上での大乱闘が始まる。
この日はタイトル戦のためにファンは緊張していたが、これですっきりほぐれたというもの。 だが、一つだけ残念なのはクラ ッシュが王座転落したこと。 この日の楽しさを再び味わってみたいと思うが、 クラッシュ・ファンとし てはぜひとも、再びWWWA世界タッグ王座に就いてほしいところ。

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このときのダンプ役は誰なんでしょうね。極楽とんぼはもっと後ですよね・・。