DUMMY TIMES Ⅳ -7ページ目

DUMMY TIMES Ⅳ

http://blog.livedoor.jp/blogdummy/

先日の伯母に続いて、今度は従姉が…。
遠くにいて何も出来ないのは、もう出てきた時から覚悟してた事だけど、やはり辛いなぁ。
しかも、歳上とは言え、同じ代は…正直辛い。
小さい頃からよく面倒をみてもらったなぁ。
今度はうちの小鬼達の事まで気にかけてくれてて、いつも明るく、あけすけで胆の据わった人だったけど細かい事にもいち早く気付いて、それを人に気付かれないようにフォロー出来る気遣いの人だった。
うちの親父もお気に入りだったようで、よく褒めていたし、また従姉の方もうちの親父とは気が合ってたようだった。
その従姉いわく、うちの親父と同じ病名だったとは…。
色んな意味でアグレッシヴな人だった。
もう一度会いたかったなぁ。

どうか安らかに。

一昨年末からの立て続けのショックでここに書くのをやめてから、何かの折にまた書こう…と思いながらなかなかタイミングがなく、でもまぁそんな事言ってたって一体なんならタイミングがいいのかって事で、またつらつらと気まぐれに再開してみる。

56671_01c


いわゆる僕のような仕事(といってももはや何屋さんなのかも自分でも解らないが)は、時代と共に出来たような仕事が多いので世間で言うような、決まった師匠というものが居ない。
メインの仕事に関して言えば、独学で身に付けたのちにこの世界の事を知ったからであるけれども、敢えて言えばこの世界に足を踏み入れた時に、この世界の歩き方を教えてくれた人達が僕のお師匠さん達であると言えます。
また、伝統や格式を守るとか、ひとつの事(道全体のことを言えばひとつと言えるかも知れないけど)にずっと打ち込み続けると言ったものでもないので、一所で同じ環境下でずっとやり続ける事は、安定はするだろうけども、僕は善しと思わない。変化し続けないといけないものを外の世界と隔絶してやり続けるなどはいい結果を生まないような気がするからです。
常に進化し続ける為には、結果としてだけど、右も左も判らない状態でこの世界に放り込まれたのはよかったと思っています。
多分、一所で自分のやり方で誰とも交わらずにやっていたら、それはそれなりに何者かになっていたのかも知れないけれど、今程色んな事がこなせてるようになってたかは疑問で、また自分の望んでいた形ではなかったと今になって思う。
いきなり第一線に立った事で、かなり厳しい事や焦った事もあったけど、体力的な事以外に於いてはキツいなんて一度も思った事がなく、勿論苦労とも思っていないので、いつが下積みでいつがデヴューなのかも解らない。
でも、かなり早いうちから大物と言われる人達に可愛がってもらい、色んな人の色んな考え方や、色んなやり方を間近でみながら、沢山のヒントを見つけ、いいところは取り入れ、環境が変わればそれに応じられるように工夫をし、失敗もあれば成功もあったけど、それを少しずつ少しずつ自分の引き出しに入れては出し、場に応じてアレンジを施してひとつずつ技術と呼べる物にしていった。
それでも僕は知識的にはかなり疎いので、色んな人に教えを請いながらやって来た訳だけれども、考えてみればそういうプロセスそのものが、シンセサイズなのだなと思えた時期があって、まるで武者修行のようにあらゆるジャンルの人とあらゆる環境下で試しては次へ、試しては次へ、と手作業で練り上げる事が面白くなった。
その事で、プログラマーらしからぬ節操のない不良プログラマーなんて揶揄された事もあったけど、そんな事は、だから何?と思っていた。
逆に巧く何処かのファミリーにはいれて上々のかつての同輩からは愚直で上手く立ち回らないのは損だよと忠告を受けた事もあるが、上手くやってまで上を目指そうなんて思っていなかったので右から左だった。
時代は変化して、ついにシンセサイズの仕事だけでは全然食えなくなって、色んな事をこなす現場に居たお陰で細々ながらこの世界で生き続けているけれど、(実家や家族にもいまだに多大な迷惑はかけているけれど、)それでも何の名声もないこの自分に、いまだに色んな方からお呼びがかかるのはとても有難く、それはこれまでにかけた時間やお付合いのあった方達あってこその財産だと思っている。
現にこれまでの積み重ねから得た知識や世間では既に淘汰されてしまった技術の焼き直しが役立っている大きな現場も幾つもある。
これまでに悔しい思いも沢山したけれど、それを凌駕するくらいのいい人達とのいい思いを沢山経験してきた、という自負が次への自信に繋がっているんだと思うし、僕はそういう意味ではずっと下積みで毎回がデヴュー戦だと思っている永遠のド素人で居たい。周りにいる人だけでなく、モノや現象までも先生だと思っている。感謝してもしきれないくらいである。
まぁ、何が言いたいのかと言うと、シンセを触りはじめたあの頃から何にも変わっていない、単に芸歴が長いだけのシンセおやじなのである。
これからも出会うであろう先生方、ひとつ宜しくお願い致します。
m(__)m

と、書いてみた。そんな今日この頃。