今でも時々思い出す光景がある。
専門学校時代の事で、ここんところその当時の事を色々思い出すのだが、中でも印象的な出来事だ。
ある日、教員室のライブラリーを漁りに、か、若しくは何かの機材を借りにかは忘れてしまったが、部屋のドアを開けたところ、丁度、担任(A)と主任的位置の先生(B)が話しているところで、生徒の様子を色々聞いている最中だった。
しかもグッドだかバッドだかのタイミングで、B先生の「モモはどうやねん?」の問いに、A先生が今ひとつな感じの事を言っている現場であった。
一瞬、がーん!と思ったが、まぁそもそも小さい頃から家族や親戚の間でもアカンタレ認定されて劣等感の塊だったし、中高でもさして目立つ活動も無く、先生からもいわゆる普通の学生です。と面談で云われたくらいなので、特に期待されてるとも思ってなかったし、そんな事はさっ引いたとしても、化け物級の個性が集まった学年だったし、まぁしゃあないかと聞かなかったフリしてつかつかと入室したら、A先生は一瞬表情が止まって何か取り繕おうとしているのに対し、B先生が「おう!あんまり大したこと無いモモ、どないしてん?」と話しかけて来た。
流石にどう対応していいか解らなかったが、ここで微妙な顔してもメンドくさいなと、とぼけたフリして用事を済ませて出た。
何とストレートな!!(笑
とは思ったが、逆にそれでその後、何だか肩の力が抜けたと言うか、自分の立ち位置が解った気がして、むしろ楽になった。それもあって、大概の事には物怖じしなくなった。
(キンチョーもしなくなったのはどうかと思うが…。)
そういうのもあってなのか、その後卒業するまで?否、卒業後も結構学校(主に電子音楽教室や実習室、またはそれらの準備室など)に入り浸っては家からも機材持って行ったりして好き放題してたな。
どうせ期待されてないならここの機材使い倒してやりたい事やって普段出来ない事片っ端からやろう!って。あ、勿論いい意味で。
(お陰でその後すぐ即戦力として就職する事になるんだけど、そこで好き放題やらせてもらったのが随分役立ったな。)
それは、今にも繋がるスタイルになっているのかもしれない。
ま、これは結構僕の中で核になってる部分の一つなんだけども、まさか母校での講義では口が裂けても云えないエピソードね。(笑
でも、それは今もそうで、出来得る範囲内の事は熟知しなきゃ気が済まなかったり使い倒さないと治まらないってのはあって、しかしそれでもやはり周りには化け物級の天才肌や、熟練の先輩方がウヨウヨしている。
どう頑張っても太刀打ち出来ないが、サポートする事は出来る。
元々は表に立つような器じゃない事も解っているけど、裏方で良かったなぁっていう事は今でも続いている。
一見(一聴?)、間の悪いエピソードだけど、多分これが今のスタイルの礎になっている…のかもしれないと思うと、あの場で出くわしたあの瞬間は、僕にとってプラスに働いたって事ですな。
その担任の先生もこの春お辞めになられたそうで、お疲れさまは云えなかったんだけど、その後も色々とお世話になった事も含めて感謝感謝です。
しかし、すんごい同期がいっぱい居たなぁ。
彼らは今も、その技術や才能を活かしてあちこちの現場で人の支えになったり夢を与えたりしてます。
僕もまだまだ頑張らねばね。
てな事を徒然に…。
さて、作業作業。