自分が大変とか楽とか考えたことなかった。
楽しいとか楽しくないとかもわかんなかった。
私ってどんな子?
私自身、あんま知らない。
ねえ、しんちゃんはなんでそれでも一緒にいるの?
あと一呼吸で出てきそうなのに、
何かがつっかえて言葉にならない。
私は何が恐いんだろ…?
私は何を必要としているんだろ…?
自分が〝いる〟っていう存在価値?
誰かが近くにいてくれているっていう安心感?
しんちゃんは無口でそっけなくて愛情なんてないみたいに思えた。
そんな彼に不満を抱きつつも、別れを切り出すことができなくて1年が過ぎた。
ある日、違う男の子と仲良く写ってる写真を発見されてから
急に彼の態度が変わった。
今度は私を束縛するようになった。
状況は変わったけど、私のしんちゃんに対する気持ちは
一日、一日冷めていった…。