前回は→その1

 

  生物のスーパースターの話をする前に、葦って実はそうとわからないだけで身近に有るんですという事をお伝えします。

前回の農家の人の姿に有る様に、過去にはとても儲かった時代もあったとか・・・・。

昔の日本では稲刈りの後に芦刈が行われ、各地の風物詩となっている位身近でした。

だがしかし・・・・現代では・・・・?

( 'ω'o[ えぇ~一体どこに葦が有るんだ(((‥ )( ‥))) キョロキョロ ]o

 

【資源としての役割】

実は日本人なら誰でも見た事の有るあれです!

①簾(すだれ):葦の茎で作ったすだれは葦簀(よしず)と呼ばれる。

②茅葺き民家の屋根の材料:屋根の素材としては最適だそうです。茅葺民家の葺き替えに現在でも使われている。

③神社の儀式の「たいまつ」:ヒデ(松の木の芯)とヨシを一緒に束ねたものを使用する場合が一般的である。

④楽器:葦の茎は竹同様に中空なので、笛として加工するにもよく、葦笛というのがある。西洋のパンフルートは、長さの異なる葦笛を並べたものである。

古代中国における楽器、簫(しょう)も同じ系統である。

⑤紙:製紙原料のヨシパルプについては、中国湖南省の洞庭湖周辺や上海市の崇明島などで実用化され、トイレットペーパーや紙コップなどに加工されている他、旧ソ連やルーマニアで製造工場が稼動していたことがあり、日本国内においても、滋賀県の琵琶湖産のものなどが名刺やハガキ用に少量生産されている。

⑥肥料、燃料、食料、生薬原料、漁具、

小学館『日本国語大辞典』第二版に、
⑦食用;若芽は食用

※これについては調べましたが、現在では食されていないようで、どこまで本当かはわかりませんがネット上の情報では、ほろ苦く天ぷらにすると美味だと書いてありました。

⑧漢方薬としての役割:根茎は漢方で蘆根(ろこん)といい、煎汁(せんじゆう)は利尿、止血、解毒などのほか、嘔吐を改善

~以上~

 

さてこんな素敵な資源・・・・

しかし、今は減っており、残念な事です。

それでは次回、いよいよ興味深い生物が登場いたします!(^з^)-☆

 

続きは→その3